
大規模の全米ツアーから60年の年に送るビートルズとアメリカのすべて、デビュー前から4人のソロ活動までを綴る新しいアメリカ物語『シンコー・ミュージック・ムック MUSIC LIFE ビートルズのアメリカ物語』が、4月23日(水)に発売されます。
2025年は全米制覇60周年
2024年はビートルズのアメリカ上陸60周年、25年はシェイ・スタジアム公演に象徴される全米制覇60周年。
ビートルズにとってアメリカでの活動が最も輝いた時代の周年記念が続きます。
特集では、ビートルズが成長し飛躍するためにいかにアメリカでの活動が重要だったのかを長いスパンで検証。
巻頭では24年のトピックを写真でたどり、リンゴ・スター&オール・スター・バンドの北米~中米ツアー、ビートルズ最後の新曲をセットリストに加えたポール・マッカートニーの南米~欧州ツアーを現地レポートも交えて紹介。
今日(14日)は、名古屋・栄でのビートルズ講座(テーマは、今月もタイミングよくプラスティック・オノ・バンド)。講座の方にお借りした『Music Life』1966年10月号は、星加ルミ子さんによる長期アメリカ旅行記事が満載。『ビートルズ物語』の広告「爆発的人的」は「爆発的人気」の誤植ですかね? pic.twitter.com/AyVvhe7S3S
— 藤本国彦(FUJIMOTO Kunihiko) (@fabgear9) October 14, 2023
「ビートルズは永遠です。無論、ロックは、ビートルズだけで成り立っているわけではありません。チャックベリーやリトルリチャード、エルビスプレスリーなどに多大なる影響を受けてます。また、ポールマッカートニーは、ビーチボーイズのブライアンウィルソンに影響受けてます。ローリングストーンズは、ビートルズを追いかけていたと思います。」
「当時、キャピトルの副社長だったアラン・リビングストンのインタビューも再録されるのだろうか?あれは面白かった。
EMIからのデビューにもかかわらず、当初キャピトルはビートルズのレコードを出さなかった。そこでマネージャーのエプスタインはアランに売り込みの電話をかける。話を聞いたアランは渋る部下のレス・バクスター(この人も凄い人なのだ)をよそにレコードを聴き、只者ではないと気づく。そしてレコードを家に持ち帰って、ハリウッド女優の奥さんに「世界がひっくり返るすごい音楽なんだ!」と聴かせた。が、奥さんは「I wanna hold your Hand……これのどこがすごいのよ」と一笑に付した。
「さては勘がはずれたか、と思った。でもとりあえずレコードは出したけどね」
そこから先は歴史になっている。ヘップバーンの映画から抜け出したような観客が、ねずみ色の四人を囲んでいる様子が忘れられない。」
「常々思うんですけど、ビートルズだけで今日のロックが成り立っていったでしょうか? 今日まで60年以上続く、ストーンズという最強の「コインの裏」(ビートルズと常に表裏一体という意味で)が存在したからこそ成り立っていったのかな? 誰かが言っていました。「ビートルズはロックの革新性を、ストーンズはロックの継続性をもたらした」」
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