シャンプーはすれば終わりではありません。
実はその後の頭のケアも大事なのです。
せっかく正しくシャンプーを行ってみても、洗いっぱなしにしておくと、フケの原因になるマラセチア菌を増殖させてしまいます。
マラセチア菌は頭皮に棲みつくカビの一種です。
増えると頭皮にダメージを与え、フケの症状を悪化させるのです。
そのため、シャンプー後は清潔なタオルで髪や頭皮の水分を取りましょう。
そして、ドライヤーでしっかりと乾かします。
ただし、頭皮を過度に乾燥させると、乾燥が原因でフケが発生する場合もあります。
ドライヤーの風は直接頭皮に当たらないように注意しながら乾かすことが大切です。
また、フケが大量に出てしまう原因として皮脂の過剰分泌があります。
その皮脂の過剰分泌が頭皮にいる常在菌のマラセチア菌を一気に増殖させてしまうのです。
そして、頭皮の炎症を起こして頭皮環境を悪くしてしまいフケが発生すると同時に頭皮が痒くなってきます。
この頭皮環境を悪くしてしまうと頭皮の血行も悪くなっていってしまって、
髪の毛に十分な栄養を与えることが出来なくなってしまって薄毛へと繋がっていってしまうのです。
皮脂の過剰分泌や頭皮の乾燥血行不良というのは薄毛の天敵です。
フケが大量に出てしまって痒いだけでもイヤなのですが、大事な髪の毛まで薄く細くなっていってしまうと大変なことになってしまいます。
フケの大量発生によって薄毛が増えてしまい、それが原因となって抜け毛へと発展しないようにするには、
頭皮環境を治して改善していくことが大事になってくるのです。