1分で話せ 伊藤羊一 (著) SBクリエイティブ (2018/3/14)

1分でささる伝え方!

ヤフーアカデミア学長にしてグロービス講師 孫社長にも一目置かれた伝説の「伝え方」!

プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。

著者の伊藤氏は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主であり、今はグロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導。

ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。

本書では、「右脳と左脳」に働きかける伊藤氏独特のメソッドを紹介します。

1分で話せない話は、どんなに長くても伝わらない

「話が長い、手短に話せ」言われる方は少なくないでしょうが、伊藤氏の考えは「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」というもの。

長いのは話がまとまっていない証拠でもあり、相手に伝わらない一番の原因。

そこで本書では、伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を紹介します。

「管理職や、その上の役員は常に忙しい状況だと思う。そんな中でだらだらと長時間説明されると、ほとんど聴いてくれない事態になる。この本の内容は、上役の人に自分の提案、企画を通すための手法としてはとても良い内容ではないかと思う。短いことばで話すと言うことは、まず自分の頭の中を整理することができ、次に相手の時間を節約できるとができると言うことで有用だと考える。」

「よく上司からお前は何が言いたいのかわからないと言われるので、本書で挙げられている「結論」「根拠」「たとえば」の論理構造と「根拠は3つ並べること」を念頭に置いて話すようにしていきたいと思います。また、話が伝わらなくなる6つの余計な話の部分もこれまでの自分を振り返ってみるとそういった話をしていたふしがあったので参考になりました。」

「自分は話がまとまらないタイプだったので、タイトルに衝撃を受けて購入しました。内容を余計に脚色せず言葉を省いたり、話す内容の全体の構造を考えることなど、とても基本的なことを学べる書籍でした。しかし、タイトルと内容にイメージの差を感じました。プレゼンを行う際の準備や心構え、その後のケア等、相手に動いてもらうためにどうするべきかの理論はとても参考になりました。」


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