舞台に立たせてあげることが、寄り添うこと──市民会館で出演者の医療サポートをする女医の姿を、現役の医師が描く感動の医療小説!
ある医療事故をきっかけに都心の大病院を飛び出した女医・菜々子は、兄が経営する東京近郊の個人病院で働き始める。
それから間もなく、中学時代の同級生に誘われ地元の市民会館で、ステージに立つ出演者たちの医療サポートを請け負うことになってしまう……。
『希望のステージ』(講談社)
著:南杏子
装幀:坂野公一
装画:新目惠
発売日:2021/9/15命を削ってでも舞台に立ちたい人を影で支えるステージ・ドクター。その役目を引き受けた菜々子は、日夜大切な患者のために奔走する。感動の医療小説。(Y) pic.twitter.com/0S0s5lJmYy
— welle design (@welle_design) September 13, 2021
──命を削ってでも市民会館の舞台に立とうとする患者たちは、末期癌であったり、白血病であったり、歩行困難者であったりとさまざま。
現役の医者が身近な設定で、現代の超高齢社会と高度医療のありようを直視する連作短編集。
文庫化に際し『ステージ・ドクター菜々子が熱くなる瞬間』より改題。
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