スカノミクスに蝕まれる日本経済 浜矩子(著) 青春出版社 (2021/4/2)

後手後手のコロナ対策で「中身のスカスカぶり」が露わになった菅内閣。

当初ぶち上げた「携帯値下げ」「デジタル庁」など”大衆受け”する政策の裏には、”奸佞”なる首相の下心と思惑があった。

理念はなくとも「自らの権力の絶対化」を至上命題とする首相の「生態」と「コンテンツ」を解剖し、ポスト・コロナへの歩みを阻む「スカノミクス」の実態を明らかにする。

そこから「アホでもスカでもない正しい政策の在り方」、「スカノミクスに蝕み尽くされないための対処」を考える。

「弱肉強食」に真っ向から異を唱える著者渾身の新提言!

「政治なんて何も変わらない」そう思っている人に読んでほしい
「菅政権の政策は中身がない」

「やっぱり政治なんて何も変わらない」

そんなふうに一蹴してしまうことは危険だと思います。

政治家の言動の中にどんな意図が隠されているのか。

国家から監視されるのではなく、私たちが厳しい目で政治を監視していく姿勢、心構えになるために

多少とも本書が役に立ってほしいと思っています。

浜 矩子


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