長生きはしたいけど…平均寿命よりも健康寿命のほうが大切

健康寿命と平均寿命の違いとは?

私たちの寿命は延び続けており「人生100年時代」が現実のものになろうとしています。

そこで気になるのが、最近よく耳にする「健康寿命」という言葉。

平均寿命とはどう違うのでしょうか。その違いについて詳しく解説します。

平均寿命と健康寿命の違いとは

日本人の平均寿命が男女ともに50歳を超えたのは、戦後直後の1947年頃です。

その後、1951年に60歳、1971年に70歳、2013年に80歳と短期間で飛躍的に延びました。

しかし、たとえ平均寿命が延びても全員が健やかに生活しているとは限らないのが現状です。

そこで新しい寿命の指標として、WHOから提唱されたのが「健康寿命」です。

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく、自立して生きられる期間のことを指します。

具体的には、平均寿命から寝たきりや認知症などで介護が必要となる期間を引いたものです。

日本では平均寿命と健康寿命に大きな開きがあると指摘されています。

厚生労働省の発表によると、2016年の健康寿命は、男性72.14歳、女性74.79歳でした。

平均寿命と健康寿命の差は、男性で8.84年、女性12.35年となっています。

つまり、何らかの健康トラブルで日常生活に制限のある期間が約8年~12年もあるわけです。

長い人生をいつまでも元気に自分らしく過ごすには、単に平均寿命を延ばすだけでなく、健康寿命を延ばすことが重要になります。

健康寿命を延ばすために

健康寿命を延ばすためには、要支援・要介護のリスクを減らすことが大切です。

介護なんてまだ先の話と思うかもしれませんが、若い頃の不摂生がその後の生活に影響を及ぼす可能性があります。

決して他人事と捉えず、今のうちから生活習慣を見直しましょう。

適度な運動

適度な運動は、生活習慣病やメタボの予防に役立ちます。

身体を動かすとリラックス効果があり、快眠にも効果的です。

「忙しくて運動する時間がとれない」という人も多いかもしれませんが、まずは10分間、意識して身体を動かしてみましょう。

たとえば、通勤を1駅分徒歩にする、自転車通勤にする、仕事の合間に軽くストレッチをするなど、ちょっとした工夫で運動量を増やせます。

歩くときは歩幅を広くして、早歩きするのがおすすめです。

バランスのとれた食事

毎日の献立は一汁三菜を基本にして、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。

健康を維持するには、できるだけ塩分を減らし、1日あたり350gの野菜をとることが推奨されています。

十分な睡眠

長く健やかな生活を送るためには、良質な睡眠をとることが大切です。

理想の睡眠時間はおよそ7時間といわれています。

しかし、現代人は夜更かし傾向で、睡眠時間を削ってしまいがちです。

いつもより30分早く寝ることから始めてみましょう。

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