『ネファリアス』5月30日(金)より全国公開

いつもの全米熱狂のホラーサスペンスだけどこれは本物だ!

全米で熱狂的な反響を呼んだホラーサスペンス『ネファリアス』がついに日本上陸。

公開直後からロッテントマト観客スコア96%を叩き出し、“2023年最高のホラー”と絶賛された本作。

監獄を舞台に繰り広げられる究極の心理戦を描く。

ストーリー

精神科医ジェームズは、死刑執行予定の連続殺人犯エドワードの精神鑑定を行うため、刑務所に向かっていた。

前任の医師フィッシャーは、エドワードの精神鑑定の結果を提出する前に自死。

今、“殺人鬼”の生死は、ジェームズの鑑定結果が握っている。

独房でエドワードと対面したジェームズは、その殺人鬼の様子がかなり異様であることに気が付く。

彼は、自分がネファリアスという“悪魔”であるとジェームズに打ち明け、「お前は今日、3件の殺人を犯す」と告げるのだった――。

暗黒の福音を世界に伝える役目として、ジェームズを選んだという悪魔ネファリアス。

彼との対話を続けるうちに、医師が抱える秘密が、次第に明らかにされていく……。

現代社会への警鐘

物語のカギを握るのは、死刑執行を間近に控えた殺人鬼エドワードと、彼に最終判断を下す役割を担った精神科医ジェームズ。

閉鎖空間で交わされる二人の対話が徐々に狂気を増し、ジェームズの精神に暗い影を落としていく。

本作で殺人鬼エドワードを怪演したのは、『処刑人』シリーズで知られるショーン・パトリック・フラナリー。

一方、冷静沈着な精神科医を演じたのは、ドラマ「グレイズ・アナトミー」などに出演するジョーダン・ベルフィだ。

この異色のタッグが繰り広げる極限の心理戦は、観る者をじわじわと追い詰める。

さらに、日本版のビジュアルと予告編も公開。

多面性を見せるエドワードの表情と、監獄の閉塞感が押し寄せる映像が恐怖を加速させる。

監督は「怪物は現実に存在する」と語り、本作のテーマに現代社会への警鐘を重ねる。

圧倒的な緊張感に満ちた97分間。劇場の暗闇で、その恐怖と向き合う覚悟はできているか?

【監督コメント】

子供の頃、私たちは皆、「怪物なんて存在しない」と聞かされた。

それは嘘だった。怪物はいる。しかも、とてもとても現実的な存在だ。

テレビや映画に出てくるモンスターのような外見はしていないし、目にすることはできない。

少なくとも、完全には。見えるのは、怪物たちの行動だけ。誘惑し、堕落させる。支配し、破壊する。

怪物たちの敵であり獲物は何か?それは私たちだ。

彼らは堕天使?悪魔の群れ―で、地獄の住人たちだ。

天国から追放された者たちは、その恨みと怒りにまかせて、善なるものすべてを永遠に破壊しようとする。

スティーブ・ディースが考案した「ロード・ネファリアス」という名の高位の悪魔に触発され、

私たちは、もし誰かがそのような悪魔と会話をしたらどのようなことになるだろうかと考え始めた。

そして、もしその悪魔が自分の都合で、悪魔の視点から絶対的な真実を語ると決めたら、どんなふうに聞こえるのだろう。

そのとき、どのようなことが起こるだろうか?それがこの映画のテーマだ。

もし私たちの仕事がうまくいったなら、鑑賞後、あなたはこの世の悪を操る、人格を持った超常的な邪悪の力について確信することだろう。その知識を使って何をするかは、あなた次第だ。

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