ネットフリックス「セリフのみ字幕」ってどういうこと!?

これはいい機能!

米Netflixが「セリフのみ字幕」機能をスタート

Netflixがユニークな字幕機能をスタートさせました。

何がユニークなのかというと、字幕として表示されるのは「セリフのみ」なのです。

50%の人が字幕を利用

現在、米Netflixにある字幕は2パターン。

外国映画に配信国の言葉で字幕をつけた翻訳字幕。

そして、聴覚障害人向けの字幕。

後者は、制作国と配信国が同じ、つまり音声と字幕が同じ言語であり、会話以外でも「ドアが閉まる音」とか「電話が鳴る音」とか「BGMが流れる」など、音の状況を説明するキャプションも表示されます。

しかし、実は母国語コンテンツを母国語の字幕をつけて視聴する人は少なくないのだとか。

アメリカでは約半数の人が、字幕表示をよく利用しているといいます。

これを踏まえて導入されたのが、今回の「状況字幕なし・セリフのみ」の字幕表示です。

セリフだけ拾う字幕機能

個人的に、夜中に小さい音量で映画見る、電車の中で音なしでコンテンツ見ることがけっこうあるので、確かに字幕機能はよく使っています。

BGMとか効果音って大きめですけど、セリフは演技によっては聞き取りづらいことありますよね。

音量を上げ下げするのが面倒くさいのでずっと字幕あり。

なるほど、納得の新機能です。

詳しく説明すると

従来の字幕機能は(電話のブザー音)(音楽の劇的な盛り上がり)といった場面説明も挿入される「聴覚障害者向け字幕(SDH/CC)」のみでしたが、対応する作品では『セリフのみの字幕表示』が別途用意されるとのこと。

設定画面はこんな感じ。

言語の横に(CC)と併記された選択肢とそうでないものが存在していることがわかります。

日本でも欲しい

字幕新機能は全作品で対応しているわけではなく、新作から順次対応。

4月24日に配信がスタートされた『YOU ー君がすべてー』のシーズン5がその皮切りとなります。

残念なことに、現時点でこれに対応しているのは米Netflixのみ。

アメリカ以外での導入については明かされていません。

Netflixジャパンでも対応されること、期待しています。

おすすめの記事