
30年ぶりの世界一を獲った舞台裏のアツい物語はファンのみならず必見
2025年4月5日(土)の午後8時より、NHKで放送されるテレビ番組『新プロジェクトX~挑戦者たち~』において、「走れ 挑戦の魂~F1 30年ぶりの世界一~」と題した、ホンダのF1への挑戦が取り上げられる。
目次
栄光と低迷の果てに
かつて本田宗一郎が掲げた夢から始まったホンダのF1挑戦。
1960年代にその第一歩を踏み出し、ホンダは「世界一のクルマを作る」という強い信念を胸にF1活動を続けた。
その情熱は時代を越えて受け継がれ、1980年代にはアイルトン・セナを擁して黄金期を築き、最強の座に君臨した。
しかし、栄光の時代は長くは続かなかった。
1990年代以降、ホンダのF1活動は困難を極め、日本の製造業全体が苦境に立たされるなかで低迷を続けた。
本日のブログはトミカプレミアムRacingよりマクラーレン・ホンダ MP4/4 アイルトン・セナです。
F1世界選手権1988年シーズンを圧巻した伝説的なマシンで、トミカではカウル脱着ギミックがあるのが特徴。ホンダ製ターボエンジンを見ることができますね。#トミカ #トミカプレミアム #マクラーレン pic.twitter.com/sYNXTnsnOR— 祈りちゃんWISH@趣味総合 (@WISH2ZGE2GZNE1G) December 4, 2024
再びF1の頂点に
ホンダが再びF1の頂点を掴んだのは、2021年のことである。
30年ぶりとなるこの快挙は、Red Bull Racing Hondaのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した瞬間に成し遂げられた。
ホンダにとって、この優勝は単なる栄冠ではなく、かつての輝きを取り戻すと同時に、技術者たちの努力が実を結んだ証であった。
その復活を支えたのは、新世代の技術者たちと、かつて日本一売れる軽自動車を生み出した「伝説の男」である。
異なる世代、異なる経験を持つ者同士が衝突し、意見を戦わせながらも、共通の目標に向けて技術を磨き上げていった。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の2021年F1ドライバーズタイトル獲得を支えた車両『レッドブルRB16B』ホンダ製パワーユニット『RA621H』RB16Bのカラーリングは2021年第22戦アブダビGP仕様
レッドブルの空力の鬼才が設計したレッドブルF1マシンはかっこよかったです。 pic.twitter.com/0yGc5I7TSN— kaz (@kazuya20207777) June 25, 2023
数々の困難を乗り越え…
番組では、ホンダF1復活の立役者たちがどのように困難に立ち向かい、夢を実現したのかを秘蔵映像とともに描き出す。
ホンダのF1参戦は、単なるモータースポーツ活動ではなく、日本が世界に挑む象徴であり、数々の困難を乗り越えたその歴史は、挑戦の魂そのもの。
技術者たちの熱い魂を感じられる貴重なこの番組は、F1ファンのみならずとも見逃し厳禁だ。
4/5(土) 20時? 新プロジェクトX
ホンダF1特集!!! pic.twitter.com/hEPHqMOJ84— らいまっこねん???? (@IRIS_Kr7) March 14, 2025
ネットの声
「NHKは定期的にF1やインディ等のレースを特集してくれるから嬉しい。これも永久保存版で忘れずに録画しよう。」
「勝てるようになるとF1から撤退。久しぶりに参入するとレギュレーションが変わりまた勝てるようになるまでに数年を要し、勝てるようになったらまた撤退の繰り返しです。大衆車メーカーの悲しい宿命かな。日産と統合してスポーツカーを存続させて欲しかったな。」
「こういう番組からでも、日本でF1ファンが増えてくれると嬉しいのですけどね。」