
車検不要で高速も走れる。
ビギナーからベテランまで「250CCバイク」が実は「日本最強」である3つの理由とは
一般的に250ccバイクは、中型免許を取得したばかりのライダーが初めて乗る「ビギナー向けマシン」として認知されていますが、実は大型バイクを何台も乗り継いだようなベテランライダーが最終的に戻ってくるマシンでもあるのです。
日本の交通事情では必要十分なパワーを持ち、高速道路も走れて、車種が豊富で選ぶ楽しみがある250ccバイクは、実は日本最強のバイクであることをご紹介します。
目次
日本の交通事情にマッチしたパワーと車格
確かに大型バイクの圧倒的なパワーは魅力的。
しかし、最高速度が60kmの日本の公道においては、どうしても持て余し気味になるのも事実です。
250ccバイクであれば、公道では必要十分なパワーで扱いやすく、2人乗りでもキビキビと走り、その気になれば高速道路を100kmで巡航することも可能です。
おまけに全体的に車重が軽く、決して大き過ぎずちょうど良い機動力の高い車体は、細かい路地が多い日本では、まさにベストマッチと言えるでしょう。
本日2月5日は #ニーゴーの日
1家に1台250cc!
みなさんちのニーゴーくん、ツーファイブちゃんたちは元気ですか?#ツーファイブの日 pic.twitter.com/2W8yzD4h91— ヤマハ バイク (@yamaha_bike) February 5, 2022
車検不要で、税金も安く、燃費も良い
250ccバイクは何かと費用がかさむ車検がなく、251cc以上では年間6000円かかる軽自動車税が、3600円と割安に設定されています。
しかもリッターあたり30km以上走る高燃費なマシンが多く、燃料は一部車両を除いてレギュラーガソリンが基本。
つまり、日本では税金と維持費が安いことも250ccバイクの魅力なのです。
原付とか250ccバイクみたいに車も4年分とか自賠責買えたらいいのになー
めっちゃ割安なんよなー pic.twitter.com/boTsLJbApt
— GARAGE Ten (@GarageTen) February 14, 2022
車種が豊富! 選ぶ楽しみがある
250ccバイクは今人気の長距離を快適に走れるアドベンチャー、未舗装路面で活躍するオフロード、それからサーキットも走れるスポーツマシンに、ゆったりと走れるアメリカンバイクと選べる車種が非常に豊富です。
これほどまでに多種多様なマシンが揃っている理由は、純粋に250ccバイクに対しての需要があるから。
しかもこれは国内に「HONDA、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKI」という4つの世界的バイクメーカーがある日本だから実現できているのです。
実際これほど250ccバイクのラインナップが充実している国は、日本の他にはないでしょう。
250ccバイクは日本最強
日本の交通事情にマッチしたパワーと車格、維持費の安さ、そして国内に4つのバイクメーカーがあるからこその充実したラインアップ、これが250ccバイクが日本最強の理由といえます。
ゆくバイクくるバイク。納車は来週になりますが一応またがってきました「250ccのスーパーカブ」と呼ぶ方もおられるスズキST250E(無論中古)STは何の略か知りませんので勝手に「スズキの単車」と解釈しています。牢名主の席のような分厚いタンデムシートこれで妻がNOならもう二人乗りは無理でしょうw pic.twitter.com/lQfDhtHS2L
— 山本貴嗣 (@atsuji_yamamoto) January 12, 2022
ネットの声
「250ccは最強だと思います。高速道路が走れて、車検は無く、燃費もいい。車体も軽くて取り回しもいいし、普段使いにできる。理想を言えばもう少しパワーがあった方が良いけれど、これは欲を言えばきりがないから。私がバイクに乗り始めた頃は、原付で日本一周する強者も結構いましたが、バイクも省時間の波でめっきり見なくなりましたね。時間があれば、原付二種で旅行なんて良さそうですね。ゆっくりまったりとバイクとの時間を過ごすのは贅沢だと思います。そういう時は小排気量の方が楽しいと思います。」
「250クラスの気軽に乗れる雰囲気は大きな魅力ですね。ですが最近は軽量で扱い易い700㏄前後のモデルも充実していますし、僅かな維持費の上昇を許容するだけで一気に選択肢は増えます。車検の有無に拘らず広い視野で検討すれば、より自分に合ったバイクに出会えるのではないでしょうか」
「大型免許取って色々乗りましたが、結局軽い燃費の良いバイクにしか今は興味がなくなりました。250もいいけど、150でいいんじゃないかとさえ思う。デザインが良い車体がもっと出て欲しい。」