ラグビーW杯で史上初のベスト8進出を果たした日本代表。

南アフリカの3度目の優勝で幕を閉じました。

日本代表の活躍もあって熱気にあふれた2ヵ月間…ラグビーロスを感じている人も多いことでしょう。

ジョセフ氏の続投が既定路線だが…

準々決勝・南アフリカ戦はまさに激闘でした。

予選をフルパワーで戦ってきた日本代表と余力と選手層の厚さを見せる南ア代表。

前半こそ僅差でしたが、戦力の差は歴然でした。

後半は突き放され完敗した日本代表。

それでも予選は無敗でトップ通過。

誰も日本代表を責める人はいません。

緊張もほぐれたのか、激闘を終えた10月21日の記者会見は選手、スタッフが揃って和やかな雰囲気となりました。

ヘッドコーチ(以下HC)のジェイミー・ジョセフ氏(49)にまつわる「騒動」が起きたのは、その翌日の10月22日のことです。

ラグビー関係者が解説します。

「もともとW杯期間中に、日本ラグビー協会・森重隆会長と清宮克幸副会長が揃って『ジョセフの代わりはいない』と発言したので、HC続投が既定路線と思われていた。しかし、10月22日に『日刊スポーツ』が『ジョセフHC白紙も』と報道し、協会内が “ジョセフ続投” で一枚岩でないことが、明るみに出てしまったのです。」

これはどういうことでしょうか。

結果を残したジョセフHC。

協会関係者も選手も全てがジョセフ氏続投で一致していたと思われていたのですが…。


実際に協会は水面下で、次期HC候補として、トヨタ自動車のジェイク ホワイト監督(55)や神戸製鋼のウェイン・スミス総監督(62)に接触していました。

「協会がほかの候補者と交渉したのは当然です。じつは『次のW杯は、ジョセフだけでは勝てない』と手腕を疑問視する幹部が多い。ですが、礼賛報道一色のいま、『功労者のジョセフに続投要請しないなんて、協会はおかしい』という世論が出来上がってしまったのです」(同前)

前出の報道の2日後の10月24日、協会はジョセフHCに正式に続投オファーを出します。

「しかし、この決定には、代表選手から不安の声が出ています。選手たちは、『今回の快進撃の本当の立役者は別にいる』と思っている。10月21日の会見で、田中史朗はトニー・ブラウン、スコット・ハンセンの両コーチの続投を強く希望しましたが、じつはこの2人こそが、選手たちからジョセフよりもずっと信頼を得ている存在なんです」(協会関係者)

両コーチはどんな人?

日本代表の攻撃面を担当するブラウンコーチと、守備担当のハンセンコーチ。

トニー・ブラウンコーチは、スーパーラグビー(SR)のハイランダーズ時代からのジョセフ氏の右腕。

「攻撃の魔術師」として海外でも高い評価を受けるトニー・ブラウン。

SRサンウルブズでは毎週新たなサインプレーを取り入れ、戦術に幅を持たせる土台を作りました。

現役時代に共にプレーしハイランダーズで指導を受けたSH田中はこう言っています。

「彼がいたから僕はここまでになった。日本ラグビーを変えようと思えた。知識も豊富でアプローチもうまい。選手としてもすごかったけど、コーチとしてのすごさというのは改めて感じる」

「躍進は彼らがいたから」と、田中選手だけでなく協会幹部も見ているのです。

W杯終了後はハイランダーズ入閣が決まっています。

スコット・ハンセンコーチは、小さな体に熱い情熱を秘めるニュージーランド出身のディフェンスコーチです。

ダブルタックルが特徴的な当たり負けしない日本代表の分厚いディフェンスはスコット・ハンセンコーチの指導の賜です。

会見では、

「自分たちのラグビーに自信を持つこと、世界の誰にでも勝てるということを伝えている」

予選では4試合で62失点に抑える結果を残しました。

今後は、SR3連覇のクルセイダーズのアシスタントコーチに就くことが決まっています。

両コーチ待望論

ブラウンコーチ、ハンセンコーチの賛辞は止みません。

「ジョセフHCではなく、ブラウンが残ることこそが重要なんです。彼は新しい戦術やサインプレーを生み出す、代表の “頭脳” 。 だが、すでに彼はスーパーラグビーの『ハイランダーズ』と契約を結び、日本から離れ、オールブラックス入りが噂されている。ハンセンも近く代表を抜ける可能性が高い。
ジョセフHCはチームを “ONE TEAM” にまとめる力は評価されたが、長らく勝てず、主将のリーチ マイケルに『エディー・ジョーンズ前HCのやり方がよかった』と批判された時期もある。
『両コーチが抜けて “飛車角落ち” のジョセフHCだけなら別の人を……』と、選手から声が出るのは必須です」
(スポーツ紙記者)

“240日合宿” など、日本代表中心のスケジュールで強化したジョセフHC。

しかし、「人脈の少なさ」が懸念されているのです。

「彼の指導経験は、ニュージーランドと日本の2カ国でだけ。ブラウンに代わる参謀を探す作業も、難航するだろう」(同前)

続投要請への、世間の歓迎ムードとは逆の現象が起こっているのです。

4年後のフランスW杯に向けて代表には暗雲が立ち込めているといってもいいでしょう。


また、現在とこれからの日本代表の立ち位置にも言及しています。

「フランスW杯の組み合わせが決まる2021年まで、世界ランク8位以内の維持が必要。8位以内を維持し、予選プール内で世界ランク上位でないと、W杯は厳しい戦いになってしまう。なので、選手の不安を払拭し、強さを維持できるスタッフが必要なんです」(同前)

今回は、地元開催である日本有利のスケジュールを組むことができました。

そして、ティア1と呼ばれる上位8国もその恩恵に預かれるのです。

今回はスケジュール的に割をくったのがスコットランド(日本戦は中3日での試合となりました)。

スケジュール的にも優遇されるのはティア1、さらには上位8国に常時入っていること…。

これが、時期W杯も今回に引き続き、躍進が期待される日本代表に課せられた使命なのです。

ネットの反応

「真偽は不明ですが、なるほどなぁって記事ですね。
たしかにスローガンだけでラグビーは勝てない。戦術や新たな情報が必要なんですね。。。
ただ、ジョセフうんぬんでなく、トニーブラウンやスコットハンセンが頭脳とし、それが躍進の要因であったなら、協会はなぜその声に耳を傾けなかったのか?
言いたくはないが、協会自身がラグビーの発展や人気化を(”ありえない”と)いちばん疑っていたのでは無いか?といつも思う。だから積極投資せず、結果、継続強化ができない。安い報酬でも努力する選手がその穴をいつも埋めているように思う。」

「記事のヘッドコピーを読むと、選手から反対意見が続出しているのかと思いました。記事内容は名前も出せない協会関係者やスポーツ記者が言っていることをただ書いているだけ。田中史朗もNHK出演時に、今のジェイミー体制の継続を、と話していました。
誰がHCになっても今回のような結果が導き出せるかは未知数。
憶測の記事で煽るのはどうかと思います。」

「ブラウニーとハンセンの両コーチ流出はすでに決定しており、次も遜色ないクオリティのコーチ陣を手配できるならJJ続投がベストだろう。JJの人脈でよいコーチ陣が揃えられないなら変更もあり。」

指導陣が刷新してこそ、次への飛躍があると考えることもできますが…

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