
お金を借りれない、どこも貸してくれない。
それでもお金が必要なときはどうしたらいいのでしょうか。
消費者金融会社の中には貸してくれるところが必ずあります。
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銀行や消費者金融会社からお金を借りる
まとまったお金が必要になったとき、手持ちにそういったお金がない場合は、銀行や消費者金融会社から借りるようにしたらいいでしょう。
両者を比べた場合、金利が低いのは銀行カードローンのほうですから、銀行カードローンに融資の申し込みをしたらいいでしょう。
消費者金融会社のカードローンの場合は、昔のサラ金を思い出す人も少なくないかもしれません。
というよりも、現在の消費者金融会社でもサラ金と呼ぶ人は少なくないのですから、サラ金という言葉は深く人々の中に根ざした言葉となっているようです。
しかし、バブル期を挟んだ時期から2000年を超える頃までは、サラ金のイメージは最悪なものとなっていました。
というのも、昔はサラ金ではなく、高利貸しと呼ばれていたのですが、その時代から、借金の取り立ての厳しさは有名で、それがサラ金へと呼称が変わっても厳しい取り立ては受け継がれてきたのです。
夜間の自宅訪問や電話での取り立ては、日常茶飯事となっていたのですが、自宅に来ることで、あの家はサラ金に借金しているということがバレてしまうのです。
そういったサラ金の厳しい取り立てと、自宅訪問から逃れるために、一家離散や夜逃げなどが横行した時期でもあるのです。
また、一家心中する家も出てくるくらいで、そういった事件が連日のようにテレビや新聞で報道されるようになりました。
昔から借金は悪であり、借金をするほうが悪いという風潮がありました。
そのため、返済に窮して厳しい取り立てに遭うのも自業自得とされてきたのです。
そのような中にあって、「内蔵を売ってでも金を作れ」という事件が起こりました。
衝撃的な事件だったので、記憶に新しい人も少なくないことでしょう。
そういった衝撃的な世間を揺るがすような事件まで起こったのですから、行政も重い腰をあげることになったのです。
それまでにも、厳しい取り立てにも規制をかける動きがありました。
それでも、なかなか遅々として進まなかったのですが、大きく変わったこととして、グレーゾーン金利の撤廃があげられます。
これは、出資法という法律と利息制限法という法律で定められている、上限金利の差をグレーゾーン金利と呼んでいました。
高利で貸し付けをする、サラ金のよりどころとなっていたグレーゾーン金利なのですが、それがより金利の低い、利息制限法で定められた金利が上限金利となったのです。
それ以降の貸し付けから新しい金利で貸し出すというのではなく、それまで、高い金利で返済していた債務を、新しい上限金利で返済利息を引き直し、払いすぎた返済利息をサラ金に請求できるようになったのです。
これが過払い請求と呼ばれるもので、それまで、取り立てられる立場だった債務者が、立場が逆転して請求する側に回ったのですから皮肉なものです。
この過払い請求が重しとなって、経営破綻や廃業する消費者金融会社が後を絶ちませんでした。
往時は3万社を超える消費者金融会社があったのですが、今では2,000社に満たない数となったのです。
すさまじいまでの淘汰がおこなわれ、大手消費者金融会社のほとんどすべてが経営破綻一歩手前、あるいは和議申請などの苦境に立たされたのです。
それでも、多くの大手消費者金融会社は銀行からの支援から、銀行グループの傘下に入ることで、貸金業を続けることができたのです。
銀行カードローンに話を戻します。
銀行からお金を借りるには、審査が必要で、この審査基準がとても厳しいものなのです。
ですから、銀行カードローンは、気軽に借りることのできるものではありません。
銀行カードローンを借りるにも審査が必要となり、その審査に通るためにはある程度の属性の高さが必要となるのです。
その属性というのは、信用度や返済能力、お金の借りやすさなどを図る指標のようなものです。
属性が高いとお金が借りやすく、属性が低いと審査に通ることはできないでしょう。
属性というのは、さまざまな項目から成り立っていて、一つの項目だけが高くても他の項目が低ければ属性が高いということになりません。
それでも属性の高さを決める大きなウエイトを占めている項目が、雇用形態なのです。
雇用形態は、正規雇用と非正規雇用の二つに分けられます。
消費者金融は絶対借りたくないという人も銀行カードローンならと考える人は意外と多い。
ただ、印象は良いが、審査は消費者金融よりも厳しいということは覚えておこう。#カードローン #銀行系なら安心https://t.co/uu8BKHPgUy
— 丸わかりカードローン@公式 (@maruwakari_card) November 4, 2019
正規雇用はいわゆる正社員のことで、いっぽうの非正規雇用はパートアルバイトや契約社員、派遣社員のことです。
これだけでも、正規雇用の人のほうが属性が高いことがわかるのですが、属性の高さを決めるのは雇用形態に関しては、収入が多い少ないといったものではないのです。
雇用形態で重要なのは、会社が雇用を保証しているかどういかということです。
もっと正確に言えば、雇用契約の期間ということになります。
正社員の場合は、入社して会社と雇用契約を結ぶのですが、その雇用契約は定年まで有効です。
新卒で入社したとして、定年が65歳とすると40年以上の間、雇用が会社から保証されていることになります。
いっぽうの非正規雇用の場合はどうでしょうか。
こちらにも雇用契約を会社と結ぶのですが、有期契約となるので期間は3ヵ月や6ヵ月、1年といったものです。
その期間の間は、雇用が会社から保証されているのですが、期間がきたら会社と新たな雇用契約の更新をしなくてはいけません。
そのときの状況によって更新するしないの決定権は両者にあるので、会社が更新しなければその場で退職ということになります。
雇用契約の期間の短さが銀行からみると、収入が安定していないということになり、属性が低い要因となっているのです。
銀行カードローンの審査が厳しいのは、カードローンの原資が口座開設者から預かった大切な預かり金ということが大きいです。
大切な預金ですから、貸し倒れに遭うわけにはいきません。
ですから、そういったリスクを回避するために、銀行は保証会社と提携しています。
そのため、銀行カードローンに融資の申し込みをするときは、銀行の審査を受けるのはもちろんですが、保証会社の審査も受けなくてはいけません。
当然ですが、どちらかいっぽうでも審査に通らなかったら、銀行カードローンは利用できません。
保証会社の役割は、どういったことかというと、カードローン利用者が銀行に対して返済不能となったとき、カードローン利用者に代わって、残りの債務全額を保証会社が銀行に支払うのです。
その後で改めて、立て替えたお金を債務者であるカードローン利用者に請求するのです。
こう考えると、銀行はまったくのノーリスクに見えますが、銀行も返済不能になった以降の返済利息という収益がなくなったのですから、まったくのノーリスクというわけではないのです。
銀行カードローンのデメリットとしては、即日融資ができないことがあげられます。
これは、カードローンの申し込みを受けると、警察庁のデータベースへのアクセスが義務づけられたことによるものです。
不正融資を防止するための施策なのですが、これによって、銀行カードローンに融資の申し込みを行うと、カードローン申込者の信用情報を警察庁のデータベースに照会します。
その照会情報を得るのが早くても翌日以降になるのです。
これによって、物理的に銀行カードローンの即日融資はできなくなったということです。
消費者金融会社で借りる
銀行カードローンの融資を受けることができないとなると、後は消費者金融会社のカードローンに頼るしかありません。
消費者金融会社のカードローンの特徴は、多彩な申し込み方法にあります。
WEBや店頭での申し込みはもちろんなのですが、電話での申し込みも受け付けているのが特徴で、これによってある程度まで申し込みができるというのですから、大手消費者金融会社のサポートスタッフの優秀性が際立っているといえるでしょう。
ネットやスマホが使えない、店頭にも行くのが難しいという人には電話での申し込みは、とても便利なのです。
また、メガバンクと提携している大手消費者金融会社でしたら、メガバンク行内に設置されている自動契約機からカードローンの申し込みをすることができます。
これも何気に便利ですし、何よりもバレにくいというのも大きな利点なのです。
そして、大手消費者金融会社のカードローンの最大の特徴と言えるのが、全国各地に設置されている無人契約機の存在です。
24時間365日稼働しているすぐれもので、いつでも融資の申し込みができるのが最大のメリットなのです。
そして、即日融資にも対応していて、当日の22時までに申し込み手続きを終えて審査に通れば、すぐにローンカードが発行されるので、それを持って最寄りのコンビニATMでキャッシングすることができるのです。
最近では、カードレスサービスも始まっていて、スマホが必須となりますが、スマホを利用してコンビニATMで入出金ができるのです。
ますます、大手消費者金融会社のカードローンの使い勝手が、向上しているといっていいでしょう。
中小消費者金融会社と街金で借りる
消費者金融会社は、大手消費者金融会社だけではありません。
大手の知名度に隠れていますが、大手消費者金融会社は数社程度しかなく、2,000社近くある消費者金融会社のほとんどは、中小消費者金融会社と街金で占められているのです。
中小消費者金融会社は大手の陰に隠れていますが、カードローンを扱うくらいの大手並の業容の中小消費者金融会社もあります。
また、一つの金融商品に特化した、貸金業を営んでいる中小消費者金融会社も多く、おまとめローンに特化した中小消費者金融会社や、法人向や個人事業主向けの事業者ローンを使っている中小消費者金融会社も数多くあります。
業容の大きい中小消費者金融会社のほうが審査基準が厳しくなっているのです。
中小消費者金融会社は業容に幅があり、上は大手並の業容の中小消費者金融会社があるかと思うと、下は街金に毛が生えたような中小消費者金融会社もあります。
いずれにしても、大手よりは中小消費者金融会社と街金は、お金が借りやすくなっているのです。
ブラックでもお金を借りることができる?
通常でしたら、ブラックとなると銀行や大手消費者金融会社のカードローンでは、お金を借りることはできません。
中小消費者金融会社でも業容の大きな中小消費者金融会社では無理でしょう。
それでも、ネットの口コミサイトでブラックでもお金を借りることができたというのは、一部の中小消費者金融会社と街金でしょう。
それは、審査方法にあるのです。
通常でしたら、信用情報機関に信用情報を照会する形で審査を行うのですが、一部の中小消費者金融会社と街金では独自審査を行っているのです。
これは、信用情報機関を通さずに現在の属性のみで審査をする方法です。
複数のカードローンに見境なく申し込んでしまうと、審査で悪い印象を与えかねません。
カードローンの審査で重要な「申し込みブラック」について徹底解説します。#審査 #カードローン #申し込みブラック
複数申し込みはなぜアウト?申し込みブラックの疑問に回答します!https://t.co/sP4G0KXIq9 pic.twitter.com/HJDvKTsOWy— かしこいお金の使い方 (@cardloan_study) December 17, 2018
具体的には、働いて収入を得ているかどうかがわかれば、審査OKというものです。
電話による在籍確認と収入証明書の提出ができることが、条件となります。
もっとも、そうだからといって、ブラックでも必ず借りることができるというわけではありません。
それでも、独自審査を行っている一部の中小消費者金融会社と街金でしたら、審査も緩く、属性が低くなっている人でもお金を借りやすいでしょう。
個人間融資掲示板を利用する
消費者金融会社で借りることができなかったら、あるいは消費者金融会社を利用したくない場合は、ネットの個人間融資掲示板を利用しましょう。
個人間での貸し借りになるので、多重債務者や総量規制にかかってお金を借りることができなくなっている人でも、お金を借りることができます。
借りる金額の上限はありませんが、個人間融資での借入額の相場は10万円程度となります。
審査は特にないので、借りる側としては掲示板のプロフィールに書かれている実績などが参考になります。
多くの実績のある人からお金を借りるようにしたら安心です。
むしろ貸す側のほうが、借りる人の情報がわからないのでリスクが高いといえます。
そのため、連絡が取れることが最低条件となるので、誠意をもって対応するようにしましょう。
交渉OKならすぐにお金を振り込んでくれます。
ネットの声
「ビアイジ最高。ライフティとセントラル落ちた俺に20出してくれた。」
「10から20に増枠して欲しいと電話すると50まで枠取れます!不要な金額は返済時に入金いただけますから是非っ言われました。資金が余ってるんですかねー」
「大阪ならオリーブファイナンス行け。総量規制に枠あるなら全部正直に話せば借りられる。実際俺は借りられた。他は門前払いだったが。」
こういう情報って貴重ですね。困っている人の大きな希望になりますよ。