毎日お風呂にお湯を張ると月々の光熱費はいくらかかる?

お風呂にはガス代と水道代がかかります。

毎日お風呂にお湯を張ると、どのくらい光熱費がかかるのでしょうか。

お風呂の光熱費を節約する方法も、あわせて確認していきましょう。

お風呂にお湯をためたときの水道代とガス代は?

ガス代と水道代は、地域や契約内容により異なるため、一概には言えません。

そこで、仮に1立方メートルあたりの基準単価を、都市ガス180円、プロパンガス540.5円とした場合、給湯式でお風呂を20度から45度に温める場合の1回のガス代は、以下となります。

都市ガス:およそ75円
プロパンガス:およそ101円

一般的な浴槽にお湯を貯めると、水の量はおよそ180リットル必要。

水道代1リットルあたりを0.2円とすると36円になります。

ガス代と水道を合わせると、毎回100円以上の光熱費がかかっている計算です。

都市ガスでお風呂にお湯を貯めた場合:111円/1回、3,330円/月 プロパンガスでお風呂にお湯を貯めた場合:137円/1回、4,110円/月

お湯をためた場合のガス代は、1ヵ月でおよそ3,000~4,000円かかることがわかります。

シャワーも意外と水道代がかかる…

シャワーは1分間に10リットルほどの水が流れます。

先ほどと同じガス代で計算した場合、15~20分使うと、お湯をためたのと同じ光熱費になるのです。

シャワーですませる場合は、できるだけ短時間でないと節約にはなりません。

また、家族が多い場合、家族全員がシャワーするよりもお湯を貯めた方が経済的となるケースも考えられます。

お風呂にかかる光熱費の節約方法は?

お湯の温度が高くなればなるほど、ガス代は高くなります。

そのため、お湯の設定温度を下げるだけでも、ガス代の節約につながるでしょう。

お湯を張ったときにはシャワーはなるべく使わず、湯船のお湯で髪や体を洗うのも効果的です。

お湯やシャワーは出しっぱなしを避け、こまめに止めるよう意識しましょう。

シャワーのヘッドを節水タイプに変えると、お湯の出てくる量を減らすことができ水道代の節約にもなります。

湯船に水を入れたペットボトルを入れ、水をかさ増しするのも手軽でいいかもしれません。

光熱費がかかるお風呂は意識づけと工夫が大事!

ちょっとした工夫や心がけが、光熱費の節約につながります。

まずはお湯の無駄遣いを減らし、設定温度を下げるところから始めてみてはいかがでしょうか。



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