
2020年も残りわずかとなり、この1年を振り返るひとときがやってきました。
今年の反省、そして2021年に向けた目標を立てている、という人も多いのではないでしょうか。
さて、目標に向かって物事に取り組む際は、成功例にならうことも大切です。
お金持ちに憧れを持っているのなら、富裕層の人の習慣を真似るのも1つの手。
それを普段の生活に取り入れると、自然と成功へと近づくことができるでしょう。
富裕層の人によく見られる共通の習慣を、4つに絞ってご紹介します。
いずれも、すぐに実践できるものばかり。新しい年の幕開けに向けて、ぜひ意識してみましょう!
自分の意思を貫く
「もっといいプランがありますよ」
「おすすめの商品がありますよ」と提案されたとき、
「これを言ったら嫌われるかも」「こんな質問をしたら呆れられるかも」と悩んだ経験はありませんか?
ケチだと思われたくなかったり、ちょっと見栄を張ったりと、その場の勢いで相手の提案を受け入れてしまう人も珍しくないでしょう。
しかし、富裕層の人ほど自分の意思を貫く傾向があります。
とくにお金が関わっている場面では、同じ内容を念入りに確認したり、積極的に質問をしたりすることも。
自分が納得したものにだけ、お金を動かそうとしているのでしょう。
ビジネスにおいても、普段の生活においても、自分の意思を貫く姿勢を意識したいですね。
「1円」を大切にする
お金持ちだからといって、少々の無駄遣いを気にしないわけではありません。
むしろ、1円でも無駄にしないように気を配っています。
とくに厳しいのは、コストに対する見方。
たとえ何億もの資産のうちの数百円でも、失うリスクや余分なコストがあれば、納得いくまでしっかりと追求します。
いい意味でお金に執着する姿勢こそが、多くのお金を手にする秘訣ともいえるでしょう。
また、お金だけでなくモノやサービスに対しても同様です。
自分自身が「有効活用できていない」「必要に感じない」と思ったものは手放し、余計な部分はカットします。
これは、先ほどの「自分の意思を貫く」という習慣にも繋がっているといえますね。
生活水準をキープする
富裕層の「お金を大切にする」というこだわりは、普段の生活でも見受けられます。
たとえば、スーパーのお買い得情報を仕入れていたり、食費に気を使っていたり。
お金持ちでも、庶民的な生活水準を保っているのです。
ただし、社長など会社を代表する立場にある人は、身なりに気を配ることも大切です。
そのため、スーツや人付き合いなどに関する出費は、ある程度伴うことに。
むやみに節約するのではなく、状況をみて判断しているのです。
メリハリを意識したお金の使い方をしている、とも言えますね。
適度に運動をする
お金持ちの人は、運動面にも気を使っています。
その内容は、ゴルフやジョギング、筋トレなどさまざま。
運動することで、健康な体を維持しているのです。なかには、フルマラソンに挑戦している人や、ゴルフがセミプロレベルという人も存在します。
取り組むからには、ベストを尽くそうとしている様子がうかがえますね。
また、運動には「1つの物事を続ける」「目標を達成する」「自分の限界を超える」という一面もあります。
運動によって培われた継続力や根性が、ビジネスを成功させる力に繋がっているのかもしれません。
運動は、健康にもビジネスの成功にもプラスになる、まさにメリット尽くしの取り組みだといえます。
富裕層の人たちの習慣をみて、ちょっと意外に感じた方も多いのではないでしょうか。
彼らは「お金持ちだから」と油断することなく、わずかなお金も大切に扱います。
だからこそ、お金に好かれる人になるのでしょう。