
太田光『赤毛のアン』新作アニメ出演決定 原作ファン公言で変わり者のおじさん役
小説『赤毛のアン』の新作テレビアニメ『アン・シャーリー』(全24話)が、NHK Eテレにて4月5日午後6時25分より放送される。
追加キャストが発表され、爆笑問題・太田光が声優出演することが決定した。
目次
変わり者のおじさん役
原作のファンを公言し、「アンの豊かな想像力が人を救い、自らも救われてきた」と過去のインタビュー等で語っている太田が演じるのは、アンが16歳になった頃、グリーン・ゲイブルズの隣家に越してくる変わり者のおじさん、J.A.ハリソン。
辛辣な言葉を喋るジンジャーという名のオウムを飼っていて、なかなか周囲には理解されない、気難しく面倒なところもある役どころ。
しかし、アンには常に率直に向き合い、独自の視点でアドバイザー的な役割となり、アンが成長していく過程で重要な存在となっていく役どころだ。
太田は「『赤毛のアン』は世界にとって最も重要な本だ。私はアンの生き方を見て、「天才」とは「たった今、幸せ」と言葉にして表現出来る人のことだと思い知った。私に「世界で一番重要なこと」を教えてくれたアン・シャーリーとこういう形で邂逅し、実際に会話出来る日が来るなんて、思ってもいなかった。これを幸せと言わずに、何を幸せと言えばいい?神は天にあり、世はすべてよし」
と喜びのコメントを寄せた。
#アン・シャーリー
?? 太田光さんからのコメントが到着! ??#太田光 さんが語る、『アン・シャーリー』
出演への想いとはーーぜひチェックしてみてください? pic.twitter.com/aSyIpSBf9v
— アニメ『アン・シャーリー』公式 2025年4月 放送開始予定! (@anime_ann_e) February 7, 2025
日本では1952年に紹介
原作の「赤毛のアン」シリーズはカナダの美しい小島、プリンス・エドワード島のアヴォンリーを舞台に、マリラとマシュウに引き取られた孤児のアンの物語。
11歳までのつらい境遇を補ってきた圧倒的な想像力と美しい心により、周りの人の心も変えていき、そこに息づく大自然の美しさと、人々の心情の描写によって日々の小さな幸せと愛の温かみが表現された。
日本でも1952年に翻訳版が出版されて以来、70年以上にわたって愛されてきた不朽の名作。
テレビアニメが1979年に放送されており、今なお色褪せないこの物語が46年ぶりに、アニメーションシリーズ『アン・シャーリー』として新たな青春物語となって甦る。
アニメーション制作は、『すずめの戸締り』『君の名は。』等の作品に携わり、高い制作クオリティを持つアンサー・スタジオが担当。
世界で一番美しいと言われている実在の島、プリンス・エドワード島を舞台に、アンやダイアナ達が美しい自然と共生し、生き生きと躍動する姿をその高いアニメーション制作力で魅力的に描き出す。
赤毛のアンと太田光といえばこれ pic.twitter.com/IiXQ0wXJks
— 泰造 (@taizou19920802) February 7, 2025
スタッフ&キャスト
<スタッフ>
監督 川又浩
キャラクターデザイン 土屋堅一
作画監督 渡辺裕二・斎藤直子
美術監督 工藤ただし
色彩設計 久力志保
撮影監督 齋藤真次
音響監督 小泉紀介
音楽 大島ミチル
<キャスト>
アン・シャーリー 井上ほの花
マリラ・カスバート 中村綾
マシュウ・カスバート 松本保典
ギルバート・ブライス 宮瀬尚也
ダイアナ・バーリー 宮本侑芽
J.A.ハリソン 爆笑問題・太田光
今の時代に『赤毛のアンシリーズをアンとギルバートが結婚するまでの物語を、ネタバレ前提でアニメ化』するという暴挙に『最近の何か言うたびにネットニュースで荒れる太田光を起用する』という現象をぶつけることで良くも悪くも話題性は抜群そう
— 泰造 (@taizou19920802) February 7, 2025
ネットの声
「孤独なグルメから演技の仕事が増えて嬉しい。ラジオや太田上田のトークでも憑依するような語り口調で臨場感が凄い。変わり者だけど向き合う隣のおじさんなんてピッタリでキャスティングの人に感謝。」
「ハリソンおじさんは、マシューが亡くなった後の、アンが16歳になってからの「アンの青春」で出てくる人なので、アニメでは多少変えるんでしょうね。私はアンが成長した2作目からの方が好きなので、楽しみです。」
「昨日から東京mxで世界名作劇場の赤毛のアンが始まっていますね。両方見られるなんてとてもうれしいです。太田さんの声も好きなので楽しみ。昔はこの時間に山賊のむすめローニャをやっていたような…懐かしいです。」