ビートルズが1968年の名曲「Hey Jude」をレコーディングした際にスタジオで使用したポール・マッカートニーの手書きの歌詞が、金曜日のオークションで91万ドル(約1億円)で落札されました。

ビートルズのものは売れる

マッカートニーが1968年7月にロンドンのトライデント・スタジオで行われたレコーディング・セッションで使用し、その後スタジオのエンジニアにプレゼントされたこの歌詞シートの予想落札価格は16万ドルでした。

「ヘイ・ジュード」の歌詞の売却は、バンド解散50周年を記念してアメリカの競売会社ジュリアンズ・オークションが開催したザ・ビートルズ関連のオークション「All Beatles」におけるハイライトとなったのです。

他にも、ビートルズが1964年にサンフランシスコのカウパレスで行ったコンサートのドラムヘッド(20万ドル)、

ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「BAGISM」のスケッチ(9万3750ドル)、

レノンとジョージ・ハリソンの手書きのメモを収録した「ハロー・グッドバイ」ビデオの撮影台本(8万3000ドル)、

リンゴ・スターのアビーロードの灰皿(3万2000ドル)などが注目されていました。

さらに1960年5月14日、ビートルズが初の公開パフォーマンスを行ったステージ「the Silver Beats」も2万5000ドルで落札。

「Fab4が初公演を行ったステージは、ビートルズの歴史だけでなく、音楽の歴史においても最も素晴らしい芸術品の一つである」

とジュリアンズ・オークションのMartin Nolanは声明で述べています。

『ラヴ・ミー・ドゥ』で使ったドラム・セット

ザ・ビートルズの『ラヴ・ミー・ドゥ』の元気の良いバックビートで活躍したドラム・セットが、カリフォルニア州の競売会社、ネイト・D・サンダースに出品されることになったとロイターが伝えています。

開始価格は15万ドルの予定です。

「これはロックの歴史の一片です」とオークション・ハウスのマネージャー、マイケル・カーク氏はロイターに話しています。

「その日、その場所にあり、その最初の曲が築き上げられたときに使われたドラム・セットはただ一つしかありません。その曲からビートルズが始まったのです」。

リンゴ・スターではなかった

ファブ・フォーがジョージ・マーティンと共に『ラヴ・ミー・ドゥ』のレコーディングに使ったのはこのラディックのセットですが、プレイしたのはリンゴ・スターではありません。

この栄誉を手にしたのはアンディ・ホワイトだったのです。

ビートルズはすでにリンゴ・スターと契約していたのですが、まだその時点で彼のオーディションを行う機会が持てなかったのです。

そこでマーティンのアシスタント、ロン・リチャーズがホワイトにドラムを頼んだのです。

そのとき、スターは、タンバリンを叩いています。

『ラヴ・ミー・ドゥ』はビートルズの最初のシングルで、全米No.1ヒットとなりました。

ホワイトはB面の『P.S.アイ・ラヴ・ユー』でもドラムをプレイしています。

ネイト・D・サンダースの発表によれば、1962年、EMIで3つのバージョンの『ラヴ・ミー・ドゥ』が録音されたという。

しかしホワイトとの演奏が全米でのチャートを駆け上がって行きました。

2012年のBBCのインタビューで、ホワイトは自分の仕事だということが明確だと控えめに話しています。

「ドラムのサウンドから、『ラヴ・ミー・ドゥ』には自分がいると分かるんだ。

なぜならその当時のリンゴのドラム・セットとは全く違う音が出たからね」と彼は言っています。

「どんなドラマーでも自分自身のサウンドがあるんだよ。それは、まず、どんな風にドラムをチューニングするか、そしてどんな風にプレイするかで決まるんだ」。

後に、リンゴは自分のラディックのドラム・セットを購入しています。

ネットの反応

「歌詞と音譜もしくはギターコードのセットだったら、5億はいっただろうに」

「安いんじゃない?私には払えませんが!」

「歴史的な一品…一億なら将来的にもっと上がるかもね」

これはかなり貴重は代物ですよ。

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