みんな震えて見ろ…『パーフェクトブルー』がNetflixで配信開始…原作は宮部みゆき

今敏監督の傑作アニメ映画『パーフェクトブルー』が3月28日からNetflixで配信開始。

アイドルから女優への転身を強いられた女性が、狂気的なストーカーに追い詰められていく姿を描いたサイコサスペンス

サイコサスペンス映画

アニメーション監督・今敏氏の手がけた映画『PERFECT BLUE』(パーフェクトブルー)のNetflix配信が、本日から始まった。

『パプリカ』や『千年女優』といった作品でも知られる、今氏の初監督作品だ。

原作は竹内義和の同名小説で、キャラクターデザインを漫画家の江口寿史が務めている。

同作はホラー色も含むサイコサスペンス映画で、

ひとりの女性がストーカーによる嫌がらせや自分自身の幻影に悩まされ、追い詰められていく姿を描く。Netflix上でのレーティングは16歳以上向け。

ストーリーは?

同作の主人公・霧越未麻は、小さなアイドルグループの一員として活動していたものの、事務所の意向もあって女優業へ転身。

望まない仕事を求められることについての悩みや、またアイドル時代の自身を求める狂気的なファンからのストーカー行為もエスカレートしていき、徐々に彼女の精神を蝕んでいく。

一風変わったアニメ映画

1997年の映画だがそれまでのアニメとは一線を画し、現在のアニメ手法とは違うある意味突き抜けたジャンルの映画となっている。

レーティング設定されているが、多くの人に見てもらいたい映画。

現実的なサスペンスを描いている一方で、現実と虚構という全く異なるシーンが、本のページをめくるように一瞬で切り替わっていくアニメーション演出が大きな特徴。

見えているものが現実なのかそうでないのか、悪夢を見ているような不安が掻き立てられ、今なお高い評価を受けている作品だ。

ネットの声

「今敏監督の作品は良い。
エンタメとして凄く良い。
見終わったあと一本の映画を観たという満足感がある。本作も事件に関する解釈は人それぞれあろうが、それがよい余韻となって残る。
カット一つ、演出一つとっても何か裏の意味があるのでは?と思わせる匠の技術がそれを可能にしているのだ。
加えてあの時代のアニメの絵は作り手の情念が感じられて凄くよいのよ。エヴァとかも多分同時代。
本作は過激なシーン、生々しいシーンがあるので万人にはオススメ出来ないけれど、観れば確実に満足感、充足感は得られると思う。アニメーションという媒体が好きならばオススメです。
実写ドラマ寄りの物語ではあるけれどアニメでなければ無理、そう言い切れる作品ですから!」

「97年公開当時は何となく映画チラシだけを購入し、そのまま保管していたこともあって今作の存在は今まで忘れずに記憶のどこかには留まっていました。ふと、海外版のブルーレイが安価に購入できることを知って、手に取ってみたのですが、内容は今観ても面白く、97年の作品としては、かなり斬新な内容だったと思います。ストーカーという言葉が認知されたのは99年の桶川ストーカー殺人事件だったと思いますが、本作はそれよりも2年早く、構想段階を踏まえると3年先取りしているかと思います。インターネットも100世帯に1世帯程度の普及率で殆ど浸透していない時代に素材として取り上げており、タイトル通り、当時に観なかったことを今更ながら後悔してしまいました。本当に勿体ないことをしました。」


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