三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンという世界三大スターが共演した娯楽大作、映画『レッド・サン 4Kデジタルリマスター版』。
この度、本作の予告映像が公開された。
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4Kデジタルリマスター版で2025年新春にスクリーンで復活
主演は『七人の侍』をはじめとした数々の作品に出演する、日本映画界を代表するレジェンド、三船敏郎。
『狼よさらば』などアメリカン・アクションの第一人者、チャールズ・ブロンソン。
そして今年逝去したフランス一の名優、『太陽がいっぱい』などのアラン・ドロン。
日米欧を代表する3大スターが荒野を舞台に大集合。「007」シリーズの名匠テレンス・ヤング監督がメガホンをとった本作が、初の4Kデジタルリマスター版で2025年新春、スクリーンに復活する。
荒野を舞台に3大名優が共演
舞台は1870年、アメリカ西部。青空の下すすむ蒸気機関車を襲撃する強盗団のリンクと相棒ゴーシュ、その手下たち。
彼らが狙うのは車内の金貨だったが、同じ列車には偶然日本の大使とその一行が同乗していた。
ここでゴーシュが大使一行の煌びやかな宝刀を発見。
日本大使に同行していた侍の黒田重兵衛は、ゴーシュに盗まれた貴重な宝刀を7日間のうちに取り返すように命じられる。
ボスのリンク役をダンディに演じるブロンソン。
黒装束に身を包んだゴーシュ役をクールに決めるドロン。
武士道に生きる侍、黒田役を寡黙に体現する三船。
そんな3大スター登場の胸躍るオープニングに始まり、ブロンソンやドロンの華麗な銃さばき、三船の堂々たる殺陣をはじめ、広大な荒野を背景に男たちが入り乱れるド派手なアクションが畳みかけるように描かれていく。
音楽はモーリス・ジャール
全編を彩る美しい旋律を手掛けたのは『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』をはじめ、数々の映画音楽を手がけたモーリス・ジャール。
映画『レッド・サン 4Kデジタルリマスター版』は、2025年1月3日(金)より 新春ロードショー。
ネットの声
「72年の公開当時はあまり良い評価がなく、収益も今ひとつだったと記憶しています。けれども!これほど日本の時代劇へのリスペクトを感じる作品は希有と言えます。それでありながら、伝統的なウェスタンアクションの男臭さや骨太さをしっかり描いています。公開時~ビデオ~DVDと、一体何回観たことでしょう。名匠テレンス・ヤングの日本映画への敬意がラストシーンまで濃厚に詰まっています。この名作がまたスクリーンで観られるのは実に嬉しいです。」
「もともとはハリウッドのメジャースタジオの企画で元祖用心棒の三船敏郎とマカロニ用心棒のクリント・イーストウッドを共演させる話が流れフランス映画となり英語で撮影されたがロケはスペイン。監督はイギリス、共演はアラン・ドロンとなり正統派西部劇から外れたのは残念。」
「子供の頃テレビ放送で観たがラストが切ない感じだったことしか覚えてない、もう一度観たいな。」