なぜロシアで避妊具の買い溜めが起きているのか? 薬局は売上急上昇…海外紙報道
ロシアでコンドームの買い溜め減少が起きているようです。
英ミラー紙は3月20日(現地時間)、ロシアでコンドームの需要が増加し、ブランドによっては価格が50%まで引き上げられたと伝えました。
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コンドームの売上が激増
報道によると、ロシア最大のオンラインショッピングモール「ワイルドベリー」では、昨年同期と比較して3月の最初の2週間でコンドーム販売が170%も増加したそう。
ロシアの有名薬局チェーンも売上が26%増加し、一部のスーパーマーケットでも販売量が30%以上増加したことが分かったのです。
ロシアにおけるコンドームの価格高騰と買い溜めの動きを報じるミラー、タブロイド紙の面目躍如って感じだなと思ってスクロールしたらMost Readのトップがプーチン毒殺計画の記事だったのでニッコリhttps://t.co/i8xrqFECUv
— くーりえ (@cuttercourier) March 21, 2022
一部のブランドは売り切れを防ぐために価格を50%まで引き上げました。
ロシアの学校での授業 先生「コンドームを使わない人を何と呼びますか?」 生徒「お父さん!」
— 笑いのつぶやきbot (@warai_tubuyaki) March 24, 2022
今後を懸念
ロシアのある成人用品店の社長であるイェセニア・シャモニーナは「私たちが価格を上げたにもかかわらず、人々は今後を懸念して購入している」と明らかにしました。
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革命以前は、避妊具がほとんど知られていなかった。ロシアの人口のほとんどは農村地域だ。人々は自給自足の農民であり、家族は非常に大きくなりがちであった。そのため、ロシアは常に若者を過剰に抱え、皇帝たちはそれを皇帝の妄想のために利用することができた。https://t.co/y2pgcHFg8Y— 仮蔵 (@karizo2022) March 21, 2022
国民の信頼が崩れている
ミラーはこのような現象に対して「プーチンロシア大統領のウクライナ侵攻以後、自国経済に対する国民の信頼が崩れたため」と分析しています。
ロシアでは年間6億個のコンドームを輸入し、1億個のコンドームを生産することが分かりました。