ロタウイルスは乳幼児がかかりやすい細菌性胃腸炎です。

もっとも、子供だけではなく大人もロタウイルスにかかるのですが、大人の場合は症状も軽微な場合が多く、軽く下痢になる程度あるいは、罹患しても自覚症状がなく、いつのまにか完治しているということが少なくありません。

乳幼児がかかりやすい

乳幼児が、このロタウイルスに罹患した場合は嘔吐下痢や発熱などの症状がひどく、保護者にとっては大きな心配事となります。

ロタウイルスも予防接種ができるのですが、義務ではなく任意であり、予防接種の料金が高額になることもあって、どうしようか悩む保護者も多いのです。

ここでは、ロタウイルスの予防接種の必要性、さらには料金やその効果についても解説していきます。

ロタウイルスの予防接種の効果は?必要か?

赤ちゃんの嘔吐下痢をひきおこす、疾患の中で多いのがロタウイルスです。

これにひとたび感染すると、激しい嘔吐下痢に襲われてしまい、さらに発熱まで起こしてしまうのです。

ロタウイルスの特徴として、便が白いことがあげられます。


これは、もともと便を黄色くしている成分が激しい下痢によって、黄色くできなくなり、白いまま、つまり色が付けられないくらい、ひっきりなしの下痢となるからです。

そのようなひどい症状になるのが赤ちゃんですから、できれば、ロタウイルスにかからないような予防ワクチンがあれば、摂取させたいと考えるのが親心です。

自由診療なので、予防接種は任意でいつでも時期に関係なく予防接種を受けることができます。

もっとも、事前予約をしなくてはならず、いきなり外来で行っても日を改めて、となるのは間違いありません。

また、任意とは良いながらも初回接種は生後14週6日までに接種することが推奨されています。

予防接種には複数の種類があります。

そのいずれもが、経口ワクチンで、注射ではなく、飲むタイプとなっているのが特徴です。

医師の指示にもよりますが、一般的に予防接種は複数回行われます。

種類によって、2回あるいは3回となり、それぞれ期間は4週間間隔となります。

細菌性胃腸炎の予防接種ですから、目的は体内に抗体を作ることです。

一旦、ロタウイルスの抗体ができてしまえば、仮にロタウイルスにかかったとしても症状がまったく無いか、あるいは軽微なもので済みます。

そういった意味では、十分な効果があると考えていいです。

赤ちゃんや子供は予防接種をできたら受けるほうがいいとして、大人の場合はどうでしょうか。

結論を先に言うと、大人は予防接種を受ける必要はありません

大人になってロタウイルスにかかったにしても、症状が軽い下痢程度で軽微であること、または、罹患した自覚症状がないまま、
いつのまにか完治しているということが多いからです。

ロタウイルスの予防接種の副反応とは?

ロタウイルスの予防接種にはロタリックス、ロタリックの二つのワクチンがあります。

どちらのワクチンも生後14週6日までの接種が推奨されています。

これは、最も注意するべき予防接種の副反応である腸重積症の発症を防ぐためです。

腸重積とは腸が腸の中に入ることで、名前の通り腸が重なる病気です。

症状としては、ぐずりや嘔吐、お腹の張りなどがあります。

ロタウイルスの予防接種の料金や費用は?

ロタウイルスの予防接種で使われるワクチンの費用は・・

ロタリックス・・12,000円~15,000円
ロタテック・・・7,000円~10,000円

料金に幅があるのは、予防接種のワクチン投与が自由診療だからです。

つまりは、医院の言い値ということになります。

これが1回分です。

1回では十分な効果が得られない(抗体ができない)ので、2回から3回の接種となります。

ロタリックスが2回、ロタテックが3回ですから、
ロタリックス・・12,000円~15,000円×2回
       =24,000円~30,000円

ロタテック・・・ 7,000円~10,000円×3回
       =21,000円~30,000円

これらの費用がかかることになります。

金額的に高いのですが、自治体からの助成があります。

自治体によって、助成金額はまちまちなのですが、

1回についてロタリックスで9,000円、
ロタテックでは1回について6,000円

といった助成が受けられるところもあります。

上のケースでは助成金は

ロタリックス・・9,000円×2回=18,000円
ロタテック・・・6,000円×3回=18,000円

合計で上記の金額の助成が受けられることになります。

予防接種にトータル25,000円かかったとすると、実質7,000円で受けられるということです。

助成金についてはお住まいの自治体に問い合わせてください。

また、保険適用はありません。

医療費控除の対象にはなりますので、レシート等は無くさないように持っておきましょう。


年間の医療費によっては確定申告で源泉された所得税が戻ってくることがあります。

ロタウイルスの検査は意味ある?

ロタウイルスは強い感染力を持っています。

周囲がロタウイルスにかかっていると、自分もかかっていないか不安になることもあるでしょう。

過去にロタウイルスにかかっていたら、二度とかかることはないのですが、複数かかった症例もあるので安心はできません。

ロタウイルスにかかっているかどうかの検査方法は2種類あります。

便による検査と血液検査です。

一般的には便による検査が多く用いられています。

確率も高く10分程度で陽性か陰性かの判断ができます。

血液検査のほうは、ロタウイルスだけではなく、他の感染症の疑いがあるときに主に調べる検査方法です。

ロタウイルスは潜伏期間が2日程度と短く、比較的早く発症する感染症です。

そして、症状が出てから一週間程度で完治するのでそもそもお金をかけてまで検査をする必要があるのかと思う人も少なくないででしょう。

しかし、ロタウイルスに感染しても症状に出ない人も少なくないのです。

そのため、自分自身がロタウイルスに感染しているのかどうかわからないという人も中にはいます。

また、過去にロタウイルスにかかったかかかったことがないのかを知る術もこの検査方法なのです。

ロタウイルスの抗体ができているかどうかの検査もできるので、それによって、これからロタウイルスに感染する可能性があるのかどうかという判断ができるのです。

結婚して、子供ができて、その子供からロタウイルスを移されることもあります。

そのためにも子供のときだけではなく、大人になってからでも一度は検査を受けておいて無駄にはならないでしょう。

ネットの声

「ロタ高い
今年から義務化無料化してくれよ」

「予防接種で任意(ロタウイルス)のやつがあって、いくらかかるのか聞いたら日光市は無料って知って助かった。市によっては自己負担のところと無料のところがあるみたい!ちなみに自己負担になると12000円~14000円くらいかかるって・・」

「初めての予防接種よく頑張った!来週も予防接種!ロタウイルス…早く無償になってほしかった。令和2年からって遅いよ!!!」

令和2年からロタウイルスの予防接種は公費負担になります。遅いと言う声もありますがとりあえずはよかったですね。

おすすめの記事