ラグビー日本代表が初のベスト8進出です。

この快挙に日本中が沸き返っているといっていいでしょう。

そんな中で聞こえてくるのがティア1とかティア2という言葉…これって一体何??

ワールドラグビー会長ティア1入りは明言せず

日本は悲願の8強入りを果たしました。

そこで出てきたのが「日本もティア1入りか!?」といった声です。

しかし、ワールドラグビー・ボーモント会長

「ティア1、ティア2の区分はパフォーマンスによるものではない」

と言っています。

ラグビーの国際統轄団体ワールドラグビーとラグビーワールドカップ(W杯)2019組織委員会は10月15日、都内で記者会見を行っています。


そこで、13日で終えたプール戦について総括しています。

会見に出席したビル・ボーモント会長は、日本の将来的なティア1入りの可能性について明言は避けています

日本はプール戦を4戦全勝としました。

勝ち点19のA組1位でベスト8入りしたのです。

史上初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げました。

しかも、9月28日は当時世界ランク2位だったアイルランドに19-12で勝利。

プール最終戦の13日にはスコットランドを28-21で下したのです。

最新の世界ランクでは史上最高の7位まで上昇しました。

日本での盛り上がりとチームとしての躍進について問われたボーモント会長。

「日本の結果を見ると、10年前から大きな成長を遂げた。4年前のイングランド大会では3勝しながら果たせなかった決勝トーナメント進出を、今大会では成し遂げた」

と高く評価しています。

さらに、ラグビー独自の「ティア1」「ティア2」という格付けについて

「ティア1、ティア2の区分はパフォーマンスによるものではなく、歴史的な背景によるもの」

と話したのです。

「日本は今、世界ランクで7位じゃないか」

と、その実力を認めたのです。

日本のティア1入りの可能性は?

日本の将来的なティア1入りの可能性について、質問もあったのですがボーモント会長は明言を避け、前述のような発言となったのです。

現在、ティア1に名を連ねるのは、ラグビーチャンピオンシップに参加する南半球4か国と、シックス・ネーションズに参加する欧州6か国の合計10か国です。

ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン

アイルランド、イングランド、ウェールズ、スコットランド、フランス、イタリア

アルゼンチンは元々ティア2でした。

しかし、W杯2007年大会で3位、同2011年大会でベスト8入りしたことが考慮

2012年からラグビーチャンピオンシップに参加、ティア1入りを果たしたのです。

日本はこれまで、2016年から主に代表選手で編成されるサンウルブズが、南半球の強豪チームが戦うスーパーラグビーに参加しています。

そして、継続的な強化を続けてきたのです。

しかし、今年3月には2021年以降に除外されることが決まったばかりでした。

今大会終了後に、日本がどんな強化策をとっていくのかは、世界的な注目を集める案件になりそうですね。

ティア1は優遇される?

これは、間違いなくティア1にはアドバンテージがあります

まず、ティア1の国々はワールドカップの日程などが優遇されています。

今回はティア2の日本が開催国で優遇されていて、その割を食ったのが同じグループのティア1国であるスコットランドです。

なにせ中3日で日本戦でしたから、かなり不満たらたらでしたね。

日本も前回はスコットランドと同じような目に遭ったのですから…

というよりも、過去のワールドカップでは、日本を含めたティア2国は過酷な日程を余儀なくされていました。

また、予選もティア1の国々が均等にグループ分けされ、さらにその後ティア2国が割り当てられるのです。

これは、いわばシードみたいなものですね。

日本は「疑いなくティア1」

最強ニュージーランドが「日本はティア1国だ」と断言!


大会3連覇を目指すニュージーランド代表のスティーブ・ハンセンHCが、歴史的な決勝トーナメント進出を決めた日本代表のプレーを「素晴らしい」と賞賛。

準々決勝で当たらなくて良かったと話したのです。

ハンセンHCは

「みんな『どこと当たりたい?』という話をしているが、今は一つ好調なチーム(日本)がいるから、彼らが反対側の山へ行ってくれて非常にうれしい」

とコメントしています。

日本が28-21でスコットランドを破った試合を「素晴らしい」と評したハンセンHC。

日本は今やワールドラグビー(World Rugby)が定める世界のトップグループ、いわゆる「ティア1国」の一員だと話しているのです。

「疑いようもない。彼らのことは、ティア1国のプレーとパフォーマンスを見せているチームとして考える必要がある」「試合内容から言っても、彼らは世界のトップ8に入っている。質の高いラグビーをやっているし、日本はそのことを心から誇るべきだと思う」

今回のW杯での好成績を受けて、日本は欧州の強豪で争うシックス・ネーションズ(Six Nations Rugby)出場チームのフランスやスコットランド、イタリア。

さらには、南半球対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship)の出場国であるアルゼンチンを抜き、最新の世界ランキングで7位に浮上しました。

これでも、日本のティア1入りは難しいというのが一般的な見方です。

というのも、アルゼンチンも2大会連続でベスト8に入った実績が認められてティア1入りとなっています。

しかし、ティア1でもアルゼンチンとイタリアは実績といった面で見劣りしているのが否めません。

やはり、トーナメントでの活躍なくしてティア1入りはないということですね。

ネットの反応

「心配なのは、他国以上に全員ラグビーなので、みんな満身創痍なこと。勢いは大切にして、悔いの残らないように頑張って欲しいです。」

「本当の意味でのティア1は、サブのメンバーで臨んでも、ティア2以下の国を圧倒できる選手層があるのではないか?その点、日本はロシアやサモアも、ガチのメンバーで臨んでいるため、疲労度とか消耗度が、他の7チームより大きいと思う。とりあえず、この1週間はしっかり休養して、南アフリカ戦に備えてほしい。」

「8強という目標が達成できたから言うわけではないんだが、その評価を継続していくためにも次世代の選手に経験させなければ。堀江、リーチ、ラピースの疲労は相当なもんだと思う。代わりがいないのも事実だが。」

日本がティア1入りしたら嬉しいのですが、まずはこの大会を無事に、そしてもう一つ勝って欲しい…というのは欲張りでしょうか。

おすすめの記事