「北海道白滝遺跡群出土品」が日本最古の国宝へ…他3件も

日本最古の国宝誕生へ「北海道白滝遺跡群出土品」ほか「更級日記」の最古の写本など3件も国宝に

最古の国法誕生

日本最古の国宝が誕生します。

北海道の遺跡から出土した 後期旧石器時代の石器群が 国宝に指定されることになりました。

また宮内庁が保管してきた 更級日記の最古の写本など、 3件の美術工芸品も 国宝に指定されます。

旧石器時代の出土品

日本最古の国宝となるのは 「北海道白滝遺跡群出土品」で 全1965点からなり、 約1万5000年前から 3万年前のものです。

北海道の大雪山の 北東にある 赤石山は、 日本有数の黒曜石の産地で それを使った 後期旧石器時代の石器が 多数出土しています。

旧石器時代の出土品の中でも、 内容・質・量ともに 群を抜く資料として 国宝に指定されることになりました。

更級日記も

このほか、 宮内庁三の丸尚蔵館に保管されている 藤原定家が自ら写した 「更級日記」の最古の写本や著名な書家の王羲之の書簡を 唐代に写した精巧な模本 である「喪乱帖」など3件も 国宝に指定されることになりました。

ネットの声

「旧石器時代というのはね。出土品は北海道だけじゃないけど、これは本当に繊細に作られた石の刃物が美しい状態でまとまって出たのですね。本当に古い時代から日本列島は人が住んでいたのがわかりますし、しかも美しい。その時代大切な命を?ぐ道具だったでしょう。他に古い時代の文化を伝える書なども国宝になって、報道の映像見てたら、今までぼんやりしてたけど建物にある古くて薄れ始めた「文化庁」の看板の文字もなかなかいい字で、趣あるのを発見しました。」

「この列島に古くから文字があったらば世界史は大きく変わる事になっただろうね。」

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