
『薩摩藩の人事評価』がツイッターで話題に。「現代にも通用する」「うちで採用してほしい」と賛成派の声多数
日本企業では、長いこと「年功序列」という評価制度が採用されてきましたが、どのような評価をされるべきだと思いますか?
実は今、ツイッターに投稿されたある評価制度が注目を浴びているのです。
もう評価制度はこれでいいのでは?
【薩摩藩の人事評価】
- 新たなことに挑戦して、成功した人
- 新しいことに挑戦したが、失敗した人
- 自分では挑戦しなかったけれども、挑戦した人を手助けした人
- 何もしなかった人
- 何もせずに批判している人
この投稿を見た人からは、
「これいい」
「シンプルでいい基準だ」
「うちで採用してほしい」
「薩摩藩で働きたい」
「2から1目指します」
など、共感の声が多数寄せられていました。
また、
「日本の大企業や役所は5が一番偉いのだ」
「うちの会社では、5の人が出世しました」
など、『5』が出世しやすい企業の体質に不満の声も。
それゆえ、何もしない人よりも、たとえ失敗に終わったとて、そのチャレンジ精神は評価されるべきとする声も多く、
「挑戦したか、どうかの評価基準は、いいですね!」
「2が3よりえらいのが素敵」
といった意見も目立ちました。
もう評価制度はこれでいいのでは?
— sem_master (@semlabo) November 16, 2020
【薩摩藩の人事評価】
1,新たなことに挑戦して、成功した人
2,新しいことに挑戦したが、失敗した人
3,自分では挑戦しなかったけれども、挑戦した人を手助けした人
4,何もしなかった人
5,何もせずに批判している人
慎重な意見も
一方でそんな『薩摩藩の人事評価』に対して慎重な意見もいくつかありました。
「昨今の風潮だと他人のお金でテキトーな挑戦して、たいした事前準備もせずにそら失敗するわみたいなことやっておいて、でも『2』だから評価してね! という感じなのは違うんじゃないのかなって思いますね。。。チャレンジは重要なのですが評価って難しいですね」
「2や3の人が出した損害を1の成功だけで補填して利益を出せる企業なら成り立つかもしれませんが、日常業務を疎かにして目新しさばかり気にするミーハーな経営は『リスクマネジメントもできない博打で存続している企業』に見えます」
「2番目を評価するべき風土になるべきとは思うけど、見通しが甘々で失敗というのは評価されるべきではないかなぁ」
強い意思でチャレンジ
なかなか深いですね。挑戦するのは悪いことではありませんし、特に若い人のやる気は伸ばしてあげたいところ。
しかし、そこに経費が投入される以上、適当な内容では許されません。
必ず成功させるという強い意志のもと、チャンレジしてもらいたいですね。
さまざまな意見が寄せられたこの評価制度。みなさんは、どう思いますか?