セルフスタンドといっても「完全セルフ」ではないよ…見えないところでしている作業とは

セルフガソリンスタンドは「完全セルフ」ではなかった! 見えないところでスタッフが行っている「作業」とは?

給油の許可はその都度スタッフが出している!

セルフスタンドはどんどんと増えているし、スタンド自体は減っていることもあって、スタッフが対応してくれる、いわゆるフルサービスは見かけなくなってきました。

よく言うように、利益がほとんどないだけに、人件費の負担は大きく、セルフになって当たり前と思います。

深夜のお客さんがめったに来ないときなど、セルフだと無人にできていいでしょう。

セルフスタンドでもスタッフは常駐

じつはセルフスタンドだからと言って、お客さんが勝手に入れて、出て行くというのは厳密に言うと間違いなのです。

スタッフがいないと給油はできない仕組みになっています。

「でも、自分で入れておしまいだよ」と思うかもしれませんが、給油の許可はその都度スタッフが出しているのです。

具体的には、給油場所に止めたクルマをカメラで確認して、油種の間違いや操作状況、子供が入れようとしていないかなどをチェックしています。

そこで、安全を確認したうえで、制御卓と呼ばれるスイッチを操作して給油できるようにしているのです。

逆に言えば、操作しないとお客さんは給油できないのです。

この点が完全セルフではないという理由です。

実際に入れるとき、ノズルを取ってからすぐに給油が開始される場合と、少し間を置いてからの場合があります。

この違いは制御卓の操作のタイミングの違いによるもので、アナログで制御しているのがわかるポイントとなっています。

24時間営業でも常駐

このシステムだと、誰かしら制御卓に張り付いていないといけないですし、深夜でもひとりは常駐しなくてはなりません。

これだけでも負担は大きいのは確かです。

最近は減っているようですが、制御卓の操作を省ける場合があったり、

以前、お客さんが入ってきたらアナログながら自動でボタンを押すように仕掛けを作って不正をしていた事件もありました。

ちなみに、深夜は無人のように見えるのは、スタッフはひとりしかないことが多く、

電気を点けたりしていると、接客をしなくてはならないことも出てきて、制御卓に集中できないからです。

それを受けて、管轄の消防庁も対策に乗り出していて、まずは制御卓にいなくても、タブレットから操作できるように、2019年末に規制緩和。

さらに現在、石油元売りとも協力して、AIを使って自動で安全確認をして、許可を出すシステムの実証実験を行なっています。

将来的にはさらなる規制緩和が進むのは確かです。

ネットの声

「セルフ式ガソリンスタンドで監視が居るのは、当たり前。よくアルバイトを募集しているだろ?乙4の資格は必要だが。
ところで全てGS側で制御出来るのなら、軽自動車に軽油を入れる間違いは起こらない筈だが?」

「以前深夜に近所のガソリンスタンドに行った時隣で若いお姉ちゃんが1人で給油してたんだけど店員が事務所から慌てて走ってきて「LINE交換して下さい」って言ってお姉ちゃんドン引きしてたんだけどあれも業務の内の一つなのかな。」

「給油し終わって発進しようとしてたら店員が慌てて走って来て「給油口締め忘れてます。」って言われたときは良い仕事してるスタンドだなぁと思いました。」

危険物取扱者が一人はいなくてはいけないはず…。完全な無人にはできないでしょう。

おすすめの記事