20~30年にわたり、オリンピック選手から初心者ランナーまで多くの人に愛されたベストセラーモデルについてご紹介します。

自分にぴったりのシューズを見つけたい

数あるランニングシューズの中から、自分にぴったりの一足を見つけるのは簡単なことではありません。

しかもランナーによって、それぞれ求めるニーズは異なるものですから尚更です。

最も適したモデルを見つけるまでは、無数の試し履きが必要になるでしょう。

プロかアマチュアの違いでも、選ぶべきシューズは大きく異なるものです。

そんなカスタマーの高い要求をかなえ、安全なランを守るため、ランニングシューズの世界は常に革新的技術を生み出しています。

形状から素材、ソール、1歩ごとの衝撃を吸収する機能まで、それぞれのブランドが独自の研究を積み重ねた上でつくられているのです。

日々、刻々と進化を遂げ続けているアイテムですが、他のアイテムと同様に長年支持される懐かしくも、伝統的なシューズはいつの時代も愛され続けています。

このたび、元プロのサッカー選手ブルース・バニスター氏によって設立されたオンラインショップ「Sportsshoes.com」の調査によって、20~30年の歴史を持つ人気のランニングシューズ3足がピックアップされました。

そこで、そのモデルをご紹介します。

外出自粛やテレワークなどにより、運動不足に陥った人々が「ランニングシューズ」を求めようになり、現在ランニングシューズ需要は高まっています。

事実、Googleで「best runnig shoes」というワードの検索はここ数カ月で最大56%増加。

そんな時代に求められるランニングシューズの人気の理由をここで再確認しましょう。

ナイキ「ペガサス」

ギリシャ神話にある翼を擁する馬の名に由来するナイキ「ペガサス」は、1983年に登場するとスニーカー業界にさまざまな影響をもたらしました。

このオリジナルモデルを手掛けた人物は、「歩くたびに空中を飛ぶような感覚」を求め開発。

実際に飛んだのはこのシューズを履いた人ではなく、飛ぶように売れたこのシューズ自身でした。

そう、ナイキのベストセラーランニングモデルにもなったわけです。

オリジナルモデルには、かかと用のエアユニット、エアウエッジが初めて採用されました。

これは衝撃吸収を向上させるためのもので、EVAのウェッジよりも衝撃吸収率が12%高いと当時のナイキのカタログには記されています。

前述のとおり、このシューズは大成功となり、1987年には500万足以上の販売を達成しています。

エリウド・キプチョゲ選手(ケニアの陸上競技選手。五輪での記録は、2004年アテネ五輪で男子5000m銅メダル、2008年北京五輪で男子5000m銀メダル、2016年リオデジャネイロ五輪の男子マラソンで金メダルを獲得)やバーナード・ラガト選手(ケニア出身のアメリカ国籍の陸上競技選手。

屋外1500m、3000m、5000m、室内1500m、1マイル、3000m、2マイル、5000mの北米・アメリカ記録保持者)のような長距離ランナーのチャンピオンたちに愛されてきました。

今日、そのモデルのカタチと素材は進化していますが、その本質は変わっていません。

このシューズを履いたら、1ステップが軽快に感じられるはずです。

2020年「ナイキ」は『Air Zoom Pegasus 37』の名で健在しており、ミッドソールには軽量かつ高反発で耐久性に優れるリアクト フォームを実装。

前足部に配した従来の2倍の厚さのAir Zoomユニットにより、各ステップをさらに軽快に高い安定性も提供しています。

 

ミズノ「ウェーブライダー」

『ウェーブライダー』という名の通り、まるで地上で波に乗っているかのように感じられるシューズです。

「ミズノ」の『ウェーブライダー』は、ミッドソールの波状の形状にちなんで名づけられました。

衝撃のエネルギーをフロントにリダイレクトすることにより、スムーズな体重移動を可能にしています。

「ミズノ」が誇る革新的なテクノロジー「MIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)」を初めて搭載したパフォーマンスシューズとして、1997年の発売以来世界中のランナーに愛されてきました。

「競技用シューズ」として着実に進化を重ね、2001年に発売された『Wave Rider 4』は、シューズ内の湿度と温度を下げる通気システム「Mizuno Intercool」を組み込んだシューズを完成させます。

これにより、足にできる水ぶくれの悩みを軽減。

2009年には『Wave Rider 12』を発売し、ブランド初の革新技術であるリサイクル素材を導入するまでに至ります。

今日の『Mizuno Wave Rider 24』は丸みを帯びたヒールで、フィット感を高め、足および脚への負担を最大限減らすようつくられています。

より快適で安全なランを可能にしたエナジーシステムにより、クッション性とパフォーマンスを最大限に引き出してくれるでしょう。

 

アシックス「ゲルカヤノ」

モデル名は、シリーズ誕生から13代目までデザインを担当した「アシックス」社員の榧野俊一(かやの としかず)さんの名前にちなんで名づけられています。

このシューズは1993年に誕生し、長距離を走りたい全ての人にとっての最前線にあるシューズとして不動の地位を守っているのです。

このモデルは非常に広い用途で使用できるため、外でのランニングだけでなく、ジムでのトレーニングに使用する人もいます。

誕生時は、長距離をゆっくり快適に走るランナーのためにコンフォートやプロテクションを追求してつくられました。

ですが今日まで、初心者から上級者まで愛されてきた理由は、前足部とかかと部に内蔵されたGELにあります。

「アシックス」の看板素材であるこのGELにより衝撃緩衝性を高め、着用する人の足および脚への負担を極力減らす設計になっています。

この素材は2000年に誕生し、今や「アシックス」にとって欠かせない革命的技術となりました。

最新モデルの『Gel-Kayano 27』は、ミッドソールとトラスティックの間に空間を設けたSPACE TRUSSTICを採用し、中足部のクッション感を向上させました。

そしてもちろん、かかと部と前足部には衝撃緩衝性に優れたGELを搭載しています。

これにより、着地させた足へのダメージを減らし、快適な走りをサポートしてくれます。

 

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