新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日本テレビの長寿番組「笑点」が史上初めて無観客で収録され、29日、その収録分が放送されました。

びびる三平に好楽の切り返しが…

番組冒頭、林家三平と三遊亭好楽が登場したVTRが流れ、三平が

「好楽師匠、無観客ということで、ちょっと緊張してるんですけど」

と話すと、好楽は

「ダメだよ~、まだまだ君はダメダメ。(こっちは)慣れてる…」

などと話し、笑わせていました。

1966年の放送開始から長寿番組として知られる「笑点」にとって初めての無観客収録。

まずは、おなじみのオープニング曲が流れ終わると、司会の春風亭昇太(60)が「今日は無観客での収録となりました」と切り出してスタートしたのです。

そして、この日の演芸コーナーを担当する浪曲師の玉川太福(40)へ

「太福さん、目の前にお客さんはいませんけど、テレビの前のお客さんに向かって頑張ってやってくださいね!」と呼びかけ。

スタジオではスーツ姿のスタッフと見られる人々が拍手で番組を盛り上げていました。

大喜利の冒頭でも

大喜利の冒頭では、司会の春風亭昇太が「初めて無観客大喜利ということになりました」と説明したのですが、シーンと無反応…。

昇太が「逆に言うと、目の前のお客さんを気にしなくていい。のびのびやってください」と笑いながら話すと、出演者から笑いが起こっていました。

林家たい平は、「反応がない、ってのはやりにくい。無観客になれてる好楽師匠がうらやましい」とイジり、再び笑いが起こっていた。

たい平は21日に更新したブログで、収録の様子を伝え、「本日は笑点収録。コロナ対策として今回もお客様なしのスタジオ収録でした」として、いつもとは違う楽屋やスタジオの様子を伝えています。

通常の観客席には長いすが置かれ、4人はかけられそうな椅子にマスクをした番組スタッフが1人だけ座り拍手。

「スタッフのみんなが客に(笑)。間隔を空けて座って予防」と説明していました。

シュールなネタも

その後、軽妙にやり取りが行われても歓声が聞こえないシュールな空間。

それでも昇太は「なんか、新鮮で楽しい気持ちになってきたね」とニヤリ。

三遊亭円楽(70)は「ちょっとテンションがおかしい」と語っていました。

お題では、新型コロナウイルスに関連した「手洗いをしながら一言」という時事ネタも。

林家木久扇(82)は「ウイルスがうつらないためには手を洗わなきゃね。“サイキン”、気がついたんです」と、最近と細菌をかけて披露したのです。

同番組の公式サイトでは「新型コロナウイルスの影響が広がる中、約1000人の参加者がお集まりになる会場での収録は感染の恐れがあるため、後楽園ホールでの『笑点』番組収録はしばらくの間中止させていただきます」と発表されています。

ネットの声

「観客の反応がない、スタッフの拍手だけで、かなりの寂しさや違和感を感じます。それでもいつもと変わらず演じる芸人としてプロ根性を感じます。」

「笑点も無観客で無観客なら大きい会場でやる必要無しとしてスタジオ収録に切り替えてやっていたがそれもそれで良かったと思う。笑い声無しなのはキツいがむしろ、お客様がいない事でネタのチョイスをしなくて済むからやりやすくなったと思う。」

「割と早い段階で無観客決めてそれを続ける笑点とチンタラチンタラと講演延期を決定してる宝塚、内容や規模が違うとはいえプロとはこうあって欲しい。笑点は無観客でも楽しく演じてはいる」

普通に面白かったです。さすがプロですね。しかし、お客さんの反応がないので受けないときの喪失感がハンパない…。

そう考えると、どんなときでも大受けしてくれる笑点のお客さんは優しいと言えるかも??

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