小中高校の一斉休校への批判に「満員電車を放置している」との指摘があります。

橋下徹氏が「満員電車を全部止めたら経済活動が止まっちゃう」とコメント…。

社会全体の感染ピークを抑えるため、学生1400万人の活動を止めたと解説しました。

満員電車を止めるリスク

大阪府知事と大阪市長を務めた橋下徹氏が3月2日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。

小中高校を一斉休校したことへの批判の中の「満員電車を放置している」との指摘について持論を述べました。

橋下氏は

「一斉休校に反対する人は満員電車を放っといてどうなのと。それは感染をゼロにする話ではなくて、ピークを抑える話と、基礎疾患を持っている人を保護する話なんだから」

と一斉休校の目的は感染そのものを無くすということではなく、医療機関等が対応できる限界値を超えないようにすることと、すでに何らかの病気を抱えている人を保護するためであると解説。

続けて

「満員電車を全部止めたら経済活動が止まっちゃうじゃないですか。ピークを抑えるためには満員電車を止めなくても、小中高の学生1,400万人いるんです。1,400万人の活動を止めれば当然、ピークは抑えられます。経済の視点を考えて、子供たちの活動を犠牲にする」

と一斉休校は、社会全体を考えた上でやむを得ない措置なのではと語っています。

社会防衛の意義

橋下氏はまた、一斉休校の意義について

「子供たちを守るためだけじゃなくて社会防衛なんです。社会全体のピークを抑えるために一定の人数を抑制するということ」

と述べています。

橋下氏は季節型のインフルエンザを例にとり、

「国内で1000万人感染者が出るんです。インフルエンザを原因として1万人が亡くなられているんですよ」と指摘。

新型コロナウイルスの「感染を0にするとかは無理」とした上で、

「最後はインフルエンザと同じように扱う社会を目指すんだけど。今のこの時期には薬もないしワクチンもないし、対応方法がはっきりしていないから、ウワッて広がるところを止めることが必要なんです」

と語ったのです。

耐性を持つ社会に

ウイルスに対する抗体を持つことが大切とも。

「満員電車はどうなんだって言うんですけど、そういうことではなくて、ジワッと感染させていくのが1番いいんです。感染させることによって、みんな抗体を持つんですよ。感染症っていうのは何で落ち着くかというと、みんな抗体を持つから落ち着いていくんです」と橋下氏。

「だから最終ゴールは、これは通常のインフルエンザの、亡くなる方には申し訳ないけど、実際に1万人はインフルエンザで亡くなっているんだから。そういうものだとして社会が耐えれるようにならなきゃいけない。今は時間稼ぎのために大騒ぎすべきだと思うけども、最終的には耐えられるような社会にしないと」と持論を展開しました。

一方、政府がイベントの自粛を要請したことについてもコメント。

「要請じゃだめなんです。これは日本のいつものあいまいなことなんですけど、もしイベントをやめるんだったらやめるということを政府が決定して、その分お金については補償するってワンセットでやらきゃいけない」と話していました。

わからないから不安

橋下氏は

「僕がね、専門家の方に今一番お願いしたいのは、各テレビ局で専門家の方がそれぞれの意見を言っていますが、一番重要なのは、この新型コロナウイルスの毒性がどのレベルなのか」

とコメント。

「僕らは分からないから。通常のインフルエンザ程度とみていいのか、いやいやもっと怖いものなんだと。そこを政府がはっきりと言わないから不安になってしまう」

と指摘したのです。

ネットの反応

「私達より賢いであろうと思われる方々が、試行錯誤して方針を決めているはず。国民全員が賛成できる策はないと思います。苦しんでいる人、大変な人は自分達だけではないです。マスクやトイレットペーパーを無駄に買い占めている方々。正直迷惑ですので、やめてください。」

「橋本氏のおっしゃる通り。橋本氏の意見ははっきりしていてわかりやすい。政府もこれから対策を色々とうってくるとは思いますが、現在の状況説明をして、これからの方向性をきっちり示して欲しい。国民の大多数は国民の義務を果たしているなかで、国は国民に義務を果たしてもらいたい。」

「治療薬もない、ワクチンもない。サーズの時もマーズの時も同じような状態で推移した。今回のコロナはその二つより粘り強いという。いつまでに終息するかは誰も分からないとにかく抑制するためには一つ二つの批判を浴びても後手、後手と言われてもできることをやるしかないのである。」

治療薬が無いから怖い…専門家の先生方は検証する時間が欲しいのが本音でしょう。すぐに治療薬ができるわけではないですからね。

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