ファンライドの原点150ccクラスも熱い…スズキ『ジクサー150』

スズキの「ジクサー150」は不思議なオートバイ。

凝ったメカニズムや装備はありませんし、エンジンは空冷SOHC2バルブ単気筒でパワースペックもほどほど。

それでも不思議なことに、乗ると理屈抜きに楽しいのです。

楽しいから距離も時間も気にならず、ただただ走りたくなる…。

インプレライダーやスタッフにもジクサーのファンは多く「とにかく楽しい」が共通認識になっています。

デビューは2017年1月

車格は125cc車並みにコンパクト。

外装デザインでボリューム感を出しているのですが、実際はスリムで車重も軽く、取り回しやすさは言うことなし。

スポーティなルックスなのに、ライディングポジションはゆったりしています。

これが楽しさへの入り口となっているのです。

低中回転域トルク重視のエンジン特性と軽い車重の組合わせで、無造作なクラッチワークでも力強く発進。

適当にシフトアップしても交通の流れに乗れます。

ジクサーの場合、市街地では4000~7000回転を常用するのですが、スロットルレスポンスが自然で振動も少ないから快適そのもの。

5速・5000回転からでも加速し、タコメーターをにらんで素早くシフトといった操作とは無縁です。

100km/h時で5速・7200回転ほどだから、最高速はおよそ130km/h程度。

都市高速なら不足のないパフォーマンスで、利便性と楽しみの幅を広げてくれるでしょう。

SUZUKI『ジクサー150』35万2000円

穏やかなエンジン特性に対し、ハンドリングはなかなかダイレクト。

剛性の高いフロントフォークと硬めにセットされたリアサスペンションが車体のピッチングを抑え、ライダーの操作に素早く反応します。

市街地では軽快なフットワークを見せ、小さなターンが連続する峠道では人車一体となってスパッとコーナーを切り取る痛快さも堪能できるでしょう。

タンク後部を絞った形状で車体をホールドしやすく、ハンドルも腕が伸びきらない位置にセットされています。

これによって上体からの余計な力が加わりにくく、低速走行でもフラつかないし、Uターンも楽。

シートの着座位置とステップまでの距離に余裕があり、足腰への負担が少ないことも特徴です。

純粋に楽しめる

ここまでジクサー150の「楽しさの理由」を探してみましたが、それを意識する必要はなく、ただ純粋に楽しめばいいでしょう。

ネイキッドならではの圧倒的な視界の広さ、体全体で浴びる走行風、耳に心地よい吸排気音といった要素が一体となってライダーを楽しませてくれます。

ジクサー150はピュアな「走りの魅力」を持ったオートバイなのです。

ネットの声

「決して排気量=価格とは思いませんが…125ccでも40万超えが当たり前になりつつ時代に30万円台で買えるって素晴らしい。」

「実際はメーター読みで115キロくらい。しかも90キロあたりからの加速は緩やかで100キロを超えると更に緩やかになる。これから買う人はそこ勘違いして欲しくない。でも、下道での実用速度域は過激さは一切ないけど活発で素直。250ccには及ばないけど実用速度域なら200cc並はあるかな。まあ、軽いし燃費いいしコーナーもライン取り自由自在だからホント楽しい!」

「値段も抑えていいバイクで好きなんだけど、デザインの好みが分かれるよね。アジアではこの手の顔がうけるのだろうか。」

ジクサーは油冷の250も気になる存在です。エントリーモデルとして150ccはすごく楽しそうです。

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