チュートリアル徳井の申告漏れで話題となっているのが、芸能人が設立している個人事務所です。

これっていったいどんな働きがあるのでしょうか

話題の個人事務所とは?

「チュートリアル」徳井義実の“所得隠し”発覚で、注目を浴びるようになったのがお笑い芸人の“個人事務所”。

芸能界の“個人事務所”は昔からあるものです。

お笑い芸人だけでなく、役者やタレント、アーティストなど、個人事務所を設立している人は数多く存在します。

一概に個人事務所と言っても芸能界の場合、その“形態”は大きく2つに分けられるのです。

どこかの芸能プロダクションや企業に所属することはなく、完全に独立した「自分をマネジメントする個人事務所」

今回の徳井のように「ほかの事務所に籍を置きながら作った個人事務所」の2つです。

ここでは、チュートリアル徳井が設立したような“事務所内個人事務所”について触れてみます


所属する事務所がありながら、個人事務所を作る主たる目的は節税です。

節税対策として

よく知られていることですが、個人にかかる税金より法人税の方が税率が低いからです。

「仮に個人事業主だとしたら、4000万円を超えた収入にかかる税金は、控除額を差し引いた金額の45%になります。これが個人事務所なら、資本金1億以下の普通法人の場合はザックリ言って、最大で23.2%となっているため、個人に比べて約半額しか納めなくていいことになるのです」(税理士)

芸能人は、一般サラリーマンに比べ経費の幅が広がるという利点もあります。

「海外までショーを観に行ったり、現地のエージェントと食事をしたりすることも、一般の人なら旅行にすぎないのですが、芸能人にすれば将来の海外活動を見据えた調査や営業活動だと主張することもできます。認められれば、その際の航空券代や飲食代、ショーのチケット代なども経費として計上可能です」(芸能プロ関係者)

さらには、個人に比べ法人の方が経費として認められるものは多いのです。

自分が社長を務める法人なら、自分への役員報酬を出すことで、それも経費となります。

さらに、家族を社員にして給料を払うことも可能です。

「最近話題のえなりかずきさんや、錦戸亮さん、山本耕史さんも事務所の役員に親族が名を連ねています。芸能人が乗っているベンツなどの高級外車は、購入費用を必要経費として計上する人が多いですね。中には、豪邸さえも自宅兼事務所にしている人もいますよ」(同・芸能プロ関係者)

これだけメリットが多いのなら、事務所に所属していながら個人事務所を立ち上げる理由がよくわかるというものです。

所属事務所にとっては、ギャラの支払先が変わるだけで、特に問題はないのですから歓迎しているところも多いということですよ。

「ある程度の収入、だいたい3000万円を超えると、確定申告などで経理処理をお願いしている税理士さんから“個人事務所を作った方がいいですよ”と進言されることが多いです」(同・芸能プロ関係者)

“節税”などメリットばかりがクローズアップされていますが、それだけではないということですね。

「個人事業主と比較すると煩雑な事務作業が多くなり、しっかりとした経理をしなければなりません。法人税の申告も、個人の確定申告に比べて提出する書類が多く、専門家でないと処理できないでしょう。社会保険に加入しなければいけませんし、株式会社だったら株主総会の開催や、役員登記などもしなければなりません。素人ひとりでは無理です。たいていは会計事務所や社会保険労務士、司法書士と契約するか、税理士などを雇い事務処理を任せることが多いです。本来それだけ高収入があるわけですから、報酬を支払って専門家に任せるのが得策です。それでも自分でやらなければならない事務処理も結構あります」(前出・税理士)

徳井には無意味だった

それゆえに高所得の芸能人であっても、面倒くさいと言って個人事務所を立ち上げない人も少なくありません。


つまり、徳井の言う“想像を絶するルーズさ”が本当なら、個人事務所など立ち上げるには無理があったといっていいでしょう。

「徳井さんは、もともと税理士に経理処理を依頼していたようですし、何度となく申告を促されていたといいます。その税理士に報酬を払ってすべて任せることもできたはずです。それをしなかったのは、ルーズというよりも、税金を含め、出さないで済むお金はできるだけ出したくなかったのだろうと見られても仕方ないでしょうね……」(前出・芸能プロ関係者)

最初から税金を納める気がなかったとすれば、“節税”もへったくれもないだろう。彼にとっての“個人事務所”は、何の意味もなさなかったということだ。

ネットの声

「徳井さんは確かに、電気・水道料金を支払わずに止められたことが何度かあったようなので、怠慢でルーズな面もあったと思いますが、今回の申告漏れと納税義務を果たさなかったのは、自身で稼いだお金はできる限り自身の物にしたいというケチな面があったように感じます。」

「まだ確かではない障害や、いつまでも叩くのは可哀想等のコメントが増えつつあるが、徳井が犯したミスはミス。人情論で話していくと、人にはそれぞれ理由はある。しかし、この記事にある様に徳井の欲で専門家に依頼しなかったのは事実。忘れがち、ルーズなのに最初は専門家に依頼していて途中から依頼しなくなるのも不自然。やってしまった事はやってしまったんだから、世の中の人達が許すまで自粛するべき。人を傷付けた訳じゃないから、叩くのは可哀想等とあるが、そんな事を言って、納税義務違反が許される訳じゃない。また納税義務を怠る人が現れる。ただでさえ災害や首里城で税金ぐ使われようとしてるのだから。」

「この件や、宮迫さんの件で芸人や吉本の、色々と真実や事情が分かって来たけど、間違いなく、他にも申告してない芸人がいて、テレビ局や吉本はハラハラ通り越してると思う。金額の大小はあっても、芸人内で「申告しなくても意外と見逃されるもんやな」みたいな感じになってたからこそ、こんな問題になっているのではないかな。」

芸人の中にはヒヤヒヤしてる人もいるかもしれませんね。

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