消えたはずの「日の丸」が映画本編で復活。
5月27日公開「トップガン」続編 予告編ではトム・クルーズのジャケットが別マークに修正も
米俳優、トム・クルーズ(59)の主演映画「トップガン マーヴェリック」が27日公開されます。
前作「トップガン」(1986年公開)で主人公のフライトジャケットに入っていた日章旗などが、2019年公開の予告編では別のマークに修正され、中国への配慮ではないかと批判がありました。
しかし、実際に公開される本編では、トムの背中に「日の丸」が戻っていることが分かったのです。
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日の丸が戻った!?
4年ぶり24回目の来日となったトムは、23日の記者会見で「またこの作品とともに日本に戻ってこられて、とても興奮している」と語りました。
前作の「トップガン」は、米海軍戦闘機のパイロット〝マーヴェリック〟を演じたトムの出世作となり、フライトジャケットブームを呼んだことでも知られています。
続編「トップガン マーヴェリック」でトムは教官として戻ってくる設定。
同作の予告編や宣伝ポスターは米国でコロナ禍前の2019年7月に公開されました。
そこで、前作ではトムのフライトジャケットの背中にあった4枚の旗のうち、続編では日章旗と台湾の青天白日旗が別のマークに修正されていたことが話題になったのです。
#辛坊治郎ズーム
新トップガンのマーヴェリック、
予告編で除かれた隊服の日の丸入れなおす。
台湾のも戻す予定。
辛坊さん「中国で上映するときは消すんじゃねーか?」
※右が正しいやつ、左が変更後(ΦωΦ)?? pic.twitter.com/9UO3tOcmiu— ??万年青(おもと)? (@mannenaoomoto) May 24, 2022
本編でしっかり日の丸が入っている
これについてネット上では、世界の映画界でマーケットとして大きく、大作に出資することも多い「中国への配慮では」などと憶測を呼んでいました。
しかし、同作の宣伝を手がけるドリーム・アーツは「本編では背中に日章旗が入っている。ただ予告編で日章旗などが入っていなかった経緯は分からない」と説明しました。
試写会を見た人からもSNSなどで「日の丸と台湾の旗がちゃんと映っていた」といった投稿もありました。
同作は当初、20年夏公開の予定でしたが、コロナ禍で延期を繰り返していました。
トップガン、結局日の丸と台湾国旗入るんかい
なんだったんだあの騒動は— Yuki (@tor4110) May 24, 2022
ネットの声
「もはやシネコンでは中国の方が日本を越えてるから中国へは日本台湾のフラッグは消されてると思う。これには賛否あるけど結局、これがハリウッドスタイルなんだよね。でも日本台湾が復活してくれたのは良かったんじゃないかな。」
「大御所ハリウッドスターも皆還暦かぁ、ランボー・ターミネーター・インディジョーンズなどトムクルーズはバリバリまだまだいけますね、今年はトップガンで来年はミッションインポッシブル。凄い。」
「日本版だけ修正されたのかな??関係無くトップガン・マーヴェリックは観に行きますけどね、何回もリピートします。」