東洋の魔女復活は絶望的!?東京五輪メダル赤信号!

スポーツ界には「名選手、名監督にあらず」という格言があります。能力のある選手は自分の感性やセンスでプレーするため、いざ指導者になった時、相手の立場に立って教えられないからです。

東京五輪で金メダルを目指す!

女子バレーボール全日本監督・中田久美は名監督なのか!?15歳で全日本に選ばれた中田久美は「天才少女」と謳われました

そして、3度の五輪に出場。

現役時代、女子バレーの実力と人気を牽引した中田久美ですが、全日本監督に就任したのは2017年4月

監督就任挨拶で、高らかに宣言したのです。

「伝説のチームを作りたい。目標はもちろん、東京五輪での金メダル」

しかし、スタート1年目のグラチャンでは5位、2年目を迎えた昨年の世界選手権では6位と、メダルに遠く及びません。

それでも、中田組の指導者としての資質はやはり卓越していると考えている人は少なくないのです。

バレーはコートの6人が1ミリの隙も無く考えを同じにし、判断を一致させないと空間を支配できません。

そのため、チームを熟成させるには8年間の歳月を要するといわれてきました。

事実、金メダルを獲得した1964年の東洋の魔女、1976年のモントリオール組は、故大松博文、故山田重雄が8年かけて作り上げたチームだったからです。

ちなみに男子金のミュンヘン組も、故松平康隆が8年かけて作り上げたチームでした。

一方の中田は、選手の心の襞(ひだ)に深く分け入ることによって、チームの熟成期間を短縮しようとしました

スピード化の時代においては最善の策なのは間違いありません。

選手同士が互いに本音を探り合ったり、気を使ったりする時間を徹底して省いたのです。

選手がグループを作りそうなものなら、すぐにメスを入れて引き離す…。

「人はつるむと必ず愚痴を口にする。愚痴は人の成長を妨げてしまうんです。選手には、コート以外で一滴も無駄なエネルギーを使わせたくない」

●前哨戦のW杯では5位…

東京五輪で再び「伝説」に…。

そう意気込んで発足した女子バレーボール代表に赤信号が点滅しました。

9月14日に開幕したW杯。

中田久美監督が率いる日本代表の最終成績は6勝5敗で5位…メダル獲得には程遠い試合が続いたのです。


日本の実力低下を印象づけたのが第3戦でした。

相手は、今大会未勝利だった韓国。

1ヵ月前、韓国で開催されたアジア選手権で、U20中心の日本代表が勝利しています。

ところが、フル代表は、ホーム日本で完敗に終わったのです。

5戦目の中国には手も足も出ず、相手のサーブに連続失点を喫しました。

そのときバレー関係者を驚かせたのが、試合後の中田監督のコメントです。

「あの“魔球”をどうやってセッターに返すか。対応するための体づくりもしなければならない」

放送関係者は首を傾げました。

「トップならあれぐらいのサーブは当たり前で、魔球でも何でもない。強いサーブに対して、セッターへ正確に返すことにこだわらず、直接失点しないように高く上げるのが、世界の流れ。それなのに中田監督は相変わらず『サーブレシーブをセッターに返せ』の一点張り。しかし、それを『おかしい』と監督に言えるコーチ陣もいない。いわばイエスマンの集まりですよ」

チーム作りも遅れています。

軸となる選手が未だ定まらないのです。

長岡望悠の長期離脱や、W杯直前の黒後愛のケガで計算が狂ったとはいえ、大会ごとにセッターやエースが代わる有様でした。

まだ1年あるが…

「要は見る目がないんです。エース候補と目されてきた古賀紗理那を使い切れない。韓国戦やアメリカ戦といった正念場で、古賀をスタメンから外し、代表初招集の石川真佑を使ったのが象徴的です。これでは、古賀はチームの勝敗を背負うエースになれない。石川にしても、中田監督は当初『小さいから使えない』と後ろ向きでした。」(同前)

最たる例が主将とされています。


中田監督は「自分のバレーを一番理解している」と久光製薬で指導した岩坂名奈を主将に起用したのですが、そもそもリーダーとは真逆のタイプ、と協会関係者は言うのです。

「コミュニケーション能力が高いわけではなく、プレー面でもスパイク力、スピードに欠ける。中田監督は『このチームはリーダーがいない』と言いましたが、あなたが任命したキャプテンは何なんだと。岩坂ではなく荒木(絵里香)にすべきだった、と誰もが思っていますよ」

昨年の世界選手権で惨敗した韓国は今年1月、史上初の外国人監督を招聘。

そして、変化の兆しを見せています。

東京五輪の「伝説」が、惨敗という黒歴史にならないためにも、監督交代という劇薬が必要な時かもしれません

ネットの反応

「中田監督は江上さん三屋さんと素晴らしいセンター二人を自由自在に操ってたセッターなのでセンター攻撃の大切さを今の選手に教えやすいかと思ってたけど、今回はちょっと空回り感の方が強い。」

「岩坂は何のためにキャプテンに招集したのか?キャプテンという役割は本来、コート上にいて指示をしたり鼓舞するものと思うが、ベンチにいて試合も出番がないでは意味がない。」

「中田はまず見る目がない、小さい選手は確かに高さでは戦えない面もあるが、小さいなりの点の取り方を知っている、現に石川や長内や鍋谷は上手く点を取っていた。サーブもディグも良い選手が多く、高いから良いだけではない。」

辛辣な意見が多いのは結果が出なかったため。勝負はやはり勝たなくては…。

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