つば九郎の”中の人”が死去…ヤクルト発表「功績に感謝と敬意」…6日から体調不良で休養

ヤクルトは2月19日、球団マスコットの「つば九郎」の担当者が死去したと発表した。

公式ホームページで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました」と伝えた。

2月6日には体調不良により長期休養することが発表されていた

つば九郎は1994年4月9日の阪神戦(神宮)でデビュー。神宮での試合で5回終了後に行われる名物の「空中くるりんぱ」はこれまで1度も成功していない。

喋れない代わりにフリップボードを用いてジョークを飛ばし、長年ファンから愛された。

昨年にはデビュー30周年を迎えた。

今年も2月のキャンプに姿を見せていたが、6日には休養が発表。4月中旬まで予定されていたイベントへの出演が見合わせとなっていた。

ブログの「BUAZA つば九郎ひと言日記」は3日の更新が最後となっていた。

○ヤクルトのホームページで発表されたコメント

これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。
球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。

体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました。

今後の活動については、しばらくの間休止となることをお知らせいたします。

なお、皆さまにおかれましては、故人のプライバシーを尊重し、温かく見守りくださいますようお願い申しあげます。

何歳だったの?

つば九郎がきつねダンスに登場も…途中から独自のダンスを開始

交流戦では、マスコットの交流も見どころの1つ。エスコンフィールド北海道で行われた日本ハム-ヤクルト戦では、北海道にやってきたヤクルトのマスコット・つば九郎がきつねダンスに登場。

元気よく踊るファイターズガールの後ろで、独自のダンスを披露するつば九郎が「シュールすぎ」「中の人の世代が感じ取れる」と笑いを誘っている。

おっさんの動きなんよ

ヤクルトは5月30日から敵地で、日本ハムとの3連戦を戦った。

ファイターズガールが「きつねダンス」を踊る後ろで、つば九郎もダンスに挑戦。

途中までファイターズガールの動きを真似するも、途中から独自のダンスに移行。

「変なおじさん」や「ひげダンス」を踊り始めると、場内からは笑い声が起こった。

「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに動画を公開すると、

「もうおっさんの動きなんよ笑」
「途中で工藤静香おる笑」
「さすがつば九郎さん!」
「このペンギンから漂う昭和臭がたまらなく好きだ」
「基本ベースがドリフなの草」
「あまりにもオヤジすぎる」
「面白すぎ」
「つば九郎の内臓は40代後半~50代前半と予想」
「中身の年齢がバレる」

などと多くのコメントが寄せられた。

ネットの声

「一部で情報が先行報道されていたけど、本当だったんですね…。オーバーではなく、本当に球界にとっての大損失です。当方は竜ファンですが、ドアラ先生とのビジネスパートナーぶり、めちゃくちゃ笑わせてもらいホッコリさせて頂きました。ありがとうございました。今シーズンは黄泉の国から日本プロ野球や趣味の競馬を見届けてくれたら嬉しいです。 合掌」

「ドラファンですが、やはりドアラとの掛け合いが楽しくてとても印象に残っております。ドアラにとっても、一緒に長い間ともにやってきた戦友のような存在だろうと思うし、さぞかし寂しい思いをしてるだろうと思います。球団マスコットという立場上、つば九郎は引き継いでいかれるのかもしれないけれど、個人的には、まったくそのままではなく、次のつば九郎には「二代目」でも「つば九郎2」でも何でもよいので、何らかの別名とストーリーをつけ足して、「初代」への敬意を表してほしい気がしています。」

「プロ野球界にとって、つば九郎は凄く大きな存在です。たかが球団マスコットと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、プロ野球好きな方からすれば、ミッキーマウスと同等の愛されキャラクターなんですよ。あの独特な文字と大喜利ネタ、破天荒で自由奔放な荒ぶるポッチャリペンギン。今後、誰が真似して演じるんでしょうか…。そして、親友のドアラは大丈夫でしょうか…。大好きなつば九郎(の中の人)、これからも空でヤクルト球団を応援し続けていてね。」

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