
「家族全員おかしかった」退学や離婚…内山信二が人気子役からの転落人生を明かします。
38歳の誕生日を迎えたタレントの内山信二がバラエティ番組に出演し、子役時代の最高月収3000万円から、家のライフラインがストップするほどの転落した過去を明かしました。
あっぱれさんま大先生に出演
お笑いタレントの東野幸治がMCを務めるバラエティ番組「マルコポロリ!」(関西テレビ)に、タレントの内山信二が出演。
内山信二といえば、明石家さんまが先生役を務めたトーク番組「あっぱれさんま大先生」に出演したことで絶大な人気を博しました。
同番組は90年代に放送され、俳優の加藤諒、山崎裕太など、今でも活躍する俳優陣を多く輩出した人気番組でした。
当時のことを振り返った内山信二は、
「7歳から『あっぱれ~』がスタートして、人気が上がって。収録も日曜日だったので、小学校も毎日通ってました。幸いなことに、テレビに出ているからといって、いじめにもあわなかったんです」
と、子役時代から丸々としていた内山信二でしたが、学校でも人気者だったそうです。
しかし、大人になるまでこの仕事を「ずっとやめたい」と言っていたというのです。
発売前のゲームボーイが目の前に…
全ての感覚がマヒしていたと語り、あるCM撮影のときもわがままぶりを発揮していたといいます。
任天堂から発売された人気ゲーム機『ゲームボーイ』を、この当時は発売1週間前だったにもかかわらず
「ゲームボーイ、今すぐ持ってきてくれないと、オレやらない!」
「ゲームボーイないと今日はもう仕事できないよ。帰りたい」
とスタッフに要求したことがあったそうです。
「今すぐ持って来てよ!」
と叫ぶ内山少年に困り果てたスタッフは、なんとか関係者などの大人たちが掛け合い、2時間後には「目の前のテーブルに」あったという優遇ぶり…。
まさに王様のような子役時代を過ごしていた経験から、
「大人たちは誰でも自分の思い通りになると思っていた」
と衝撃のエピソードを披露したのです。
最高月収は3000万円
さらに、当時の最高月収は、「ギャラ配分『7:3』」の3000万円をもらっていたんだとか。
子供にしてそんな大金を手にし、金銭感覚もおかしくなっていきます。
中学生時代に付き合っていた彼女とは、デートの時に家までタクシーで迎えに行き、銀座のすし店で豪遊していたことを明かしました。
それだけでなく、帰りには高級ブランドのバッグをプレゼントするなどしていたそうです。
感覚がおかしくなっていたのは自分だけではなく、「家族全員おかしかった」と内山信二は明かします。
父親は下町で鮮魚店を経営していましたが
「1日の売り上げが2万円の家が、ある日3000万円きたら、みんなおかしくなりますよね。小4の時に、うちの父さん、魚を仕入れなくなるんです」
と仕事を放棄してしまったそう。
追い討ちをかけるように「あっぱれさんま大先生」が終わると仕事が全くなくなってしまいます。
そこで、16歳の時に原付免許を取得しようと思い、親に初めて預金通帳を見せてもらったところ、
残高がわずか300円しかなかったそうです。
「衝撃ですよね。膝から崩れ落ちました」
とかなりのショックを受けた内山少年。
その後は
「1億円ぐらいあるかなーと思ったんですけどね。まず車がなくなり、ブランド物がなくなって、公共料金払えなくなって、電気が止まって。最後、水道まで止まりました」
と輝かしい生活から転落していった経緯を明かしたのです。
結果、高校は3日で退学してしまい、16歳の時に両親も離婚。
オファーも全くなく、地獄のような16歳~19歳の4年間を過ごしたという内山信二。
現在は結婚も…
「歯車は1個狂うと全部狂うんですね」と苦笑いしていました。
ネットの反応
「年端もいかないチビすけがとんでもない大金手にしたら、まぁよろしくない事もしちゃうだろ。それが泡だった事に気づいてお母さんの事も大切にして仕事頑張ってるんだろ?なら何も文句言われる事は無いわな
頑張れ内山くん」「まだ立ち直れただけいい。立ち直れなくそのまま終わる人が殆どなのだろうから…。明石さんまさん、ご両親、マネージャーへの感謝の気持ち忘れずにこれからもがんばって欲しいです。」
「これに関して内山信二を責める気には全くならない。だって仕方ないでしょ、気がついたらアイスクリーム舐めてるだけで大金もらえてるんだぜ。それが正常な感覚をもった大人ならまだしもそういう他の世界を全然知らない子どもが何かするだけで大金得られるは感覚おかしくなるよな。」
内山信二の転落人生を聞くと、ケンちゃんこと宮脇康之(現在:宮脇健)を思い出します。
急にたくさんのお金を持つと人生変わりますからね。
それでも普通の人ができないような良い思いをしたのだから良しと言えるのかも??