
スタジオジブリ『海がきこえる』が、3週間限定で全国リバイバル上映。
淡くみずみずしい青春の情景が詰まった予告映像公開
スタジオジブリの『海がきこえる』が、全国リバイバル上映される。
この度、本作の予告映像と新ポスタービジュアルが公開された。
目次
2025年7月4日(金)より全国167館にて3週間限定上映
本作は、月刊「アニメージュ」で連載された氷室冴子の原作小説を、スタジオジブリの若手スタッフが中心になって1993年に長編アニメーション化、テレビスペシャルとして放映された作品。高知と東京を舞台に、10代の終わりが近づく3人の若者たちの繊細な心の揺らぎや葛藤に向き合う青春模様をみずみずしく描き出す。
2024年に都内の映画館にて期間限定で上映され、連日満席・ロングランが話題となった本作が、レビューサービス Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて全国で上映される。
映画『海がきこえる』は、2025年7月4日(金)より全国167館にて3週間限定上映。
<ストーリー>
東京の大学に進学した杜崎拓(もりさきたく)は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。
中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子(むとうりかこ)に見えた。
だが里伽子は高知の大学に行ったのではなかったのか。
高知へと向かう飛行機の中で、拓の思いは自然と里伽子と出会ったあの2年前の夏の日へと戻っていった。
―里伽子は勉強もスポーツも万能の美人。その里伽子に、親友の松野が惹かれていることを知った拓の心境は複雑だった。
拓にとって里伽子は親友の片思いの相手という、ただそれだけの存在だった。
それだけで終わるはずだった。高校3年のハワイの修学旅行までは…
ネットの声
「本編と特典ディスクがあるのですが、DVDはPS5で観ると画質も音も良いです。
ただ、PS5はテレビの消費電力の2倍もあるので稼働させる際は電気使用料に注意が必要です。
内容としては、日本人であれば誰もが通過する教育システムからの大学での恋まで純朴な恋愛模様が人気の街である吉祥寺が舞台になっていますので、今の若い子が見ても新しい発見があると思います。
この作品と『思い出ポロポロ』が好きな自分は、大勢の人に見て欲しいです。」「大好きな作品だが、TVでなかなか再放送しない(これまで一度あるようだが、自分は見逃している)。今秋、渋谷で特別上映されるというニュースを見て、待てずにBDを購入した。
自分は昭和の残り香がほんのりかおる平成初期に青春時代を過ごした者だが、当時の淡い記憶が蘇ると同時に、改めて良い作品だったと実感。
当時、リアルタイムで見れたことは、ちょっとした奇跡だと思う(ジブリが劇場版長編アニメ以外の作品を作ったこと、宮崎・高畑両監督ではなく当時の若手に作らせたこと、放送時間が夕方4時という中途半端な時間だったこと)。
自分と同じようにリアルタイムで見て、この作品が好きだった人には是非おすすめしたい(併せて制作スタッフ座談会も見てほしい)。
逆に、見る理由がジブリだから、という理由だけならおすすめしない。」「他のジブリアニメ同様、見返すたびに内容が入ってきて、ジワジワと面白さが増していく。
昨今のアニメには無い、視聴者をも照れくさくする出来ばえはさすがの一言。」
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