3月20日、最終回を迎えた『100日後に死ぬワニ』の作者である漫画家・きくちゆうき、3人組ユニット・いきものがかりの水野良樹が21日、ツイッターで生配信を実施しました。

作品の完結直後、書籍化、映画化など一気にメディアミックスが発表され、広告大手の電通が関わっているのではとネットで憶測が広がっていた件について、同社の関与を完全否定したのです。

SNS発信で話題に

もともとSNS発信で話題を呼びファンを獲得していった作品。

それだけに、完結から間髪入れず大規模なプロジェクトが発表されたことに反感を覚える声が多かったのです。

一夜明け、ネット上にはプロジェクト全体に電通が絡んでいるとうわさが立ちます。

瞬く間に“電通案件”がツイッタートレンド1位になっていったのです。

この日の生放送は水野のツイッターアカウントで実施。

きのう、いきものがかりの新曲「生きる」と同作のコラボムービーが完結直後に公開されていて、水野が同曲を書き下ろしています。

本意ではない

水野は冒頭、

「(最終回に描かれた)桜吹雪の向こうで電通のビルが燃えてる…」

と苦笑しつつ、

「仕組まれてると思うのは本意ではない。ここに(きくち氏に)来てもらったほうが誤解が解けるかなと思って」

と2人で生放送に臨んだ理由を告白しました。

電通案件ではない

その上で、

「一番大きな誤解は、電通さんは絡んでない。プロジェクトの仕組みに壮大な企画があって、何ヶ月も前から巨大組織や色んな人が集まって…、みたいな、そういうプロジェクトではなかった。だから電通さんは入ってないです」

ときっぱり否定していました。

きくち氏も

「本当に僕が個人的に始めたことに色んな人が共感してくれて、仲間もできて、盛り上げてくれて。僕は感謝しか無いですし。それだけに悲しい」

と心境を語っていたのです。

ネットの反応

「電通案件でなくとも元々こういう売り方が確定してるとわかってて発表してて、なおかつ完結直後に発表したんだと思うと興ざめするよね。」

「別にどこ案件でもどうでもよく。嫌になったのは「死生観とかを読み手に考えさせる」ことがテーマで、それに皆が共感して盛り上がってたのに、最後は喪失感や余韻に浸る間もなく怒涛の宣伝ラッシュのリツイートで作者自身が読み手から「考える時間を奪った」こと。最終回にしてテーマが覆されてしまったから、皆ガッカリしたのかと。なんでそんなことしたんだろ?ってのが気になってる。」

「仮に100日間で
・いきものがかりレベルの一流歌手との楽曲制作
・書籍化、出版社印刷工程の確保
・コロナで流通停滞の中、莫大な量のグッズ生産
・販売店の確保、連携
・映画化の段取り

これを100日間で仕上げるとなると、想像も出来ないほどの過酷な労働環境になると思うし
力のない弱小事務所がここまでできますかね?

どちらにせよ、死生観について深く考えさせたかったというテーマならば
死にました では 追悼ショップでグッズ販売!
という考えにはならないと思うのですが。」

すぐに配信するところに必死さを感じます。根本陽平という名前で「電通案件」を確信した人は多かったでしょう。

何よりも、ずっと読んできた人の最終回読後の余韻を奪ったことが大きいのではないでしょうか。

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