野菜ジュースで野菜を食べたことになるの??

野菜ジュースは野菜の代わりになるの?栄養価とかしこい飲み方

厚生労働省が推奨している野菜の摂取量は、一日あたり約350gです。

野菜不足を解消する手段として、市販の野菜ジュースを飲んでいる人も多いかもしれません。

はたして野菜ジュースは野菜の代わりになるのでしょうか。

ここでは、野菜ジュースの栄養価や効果的な飲み方についてご紹介します。

野菜ジュースは野菜の代わりになるのか

スーパーやコンビニで見かける野菜ジュースのパッケージには「一日分の野菜」「野菜350g分使用」などと書いてあるものが多く、1本飲むだけで野菜不足を解消できるような気がします。

しかし、結論からいえば「野菜ジュースを飲む=生野菜を食べる」ことにはなりません。

なぜなら、製造過程で加熱処理を行うため、熱に弱いビタミンCや酵素が減少するからです。

また、搾汁によって絞りかすである食物繊維が取り除かれてしまいます。

とはいえ「野菜ジュースに栄養はない」と決めつけるのは早計です。

野菜には熱に強いビタミンやミネラルも豊富に含まれていますし、逆に加熱調理したほうが吸収率のよい成分も存在します。

ジュースにすることで野菜の体積が減り、効率的に栄養を摂れるのもメリットです。

野菜は毎日の食事からしっかり摂取するのが基本ですが、いろいろな種類をバランスよく食べるはなかなか難しいもの。

野菜ジュースは、野菜の代わりではなく、食事での野菜不足を補うものとして上手に利用するとよいでしょう。

野菜ジュースの効果的な飲み方

せっかくなら、より効果的に野菜ジュースを飲みたいものです。

タイミングとしては、夜よりも朝の飲用をおすすめします。

一日の始まりに飲むことで、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、便通を促す効果が期待できるでしょう。

食前に野菜ジュースを飲むことは、メタボ予防にも有効です。

食事30分前の野菜ジュースの飲用で、肥満リスクとなる血糖値の急上昇が抑えられることが、一部の研究で明らかになっています。

飲み過ぎのリスクと注意点

様々な野菜の栄養素を手軽に補給できるのが、野菜ジュースの魅力です。

ただし「過ぎたるは及ばざるがごとし」といわれるように、飲み過ぎはかえって健康によくありません。

一日にコップ1~2杯分を目安にしましょう。

野菜ジュースの中には、飲みやすくするために砂糖や塩分が加えられた製品があるので注意が必要です。

糖分や塩分を摂りすぎないよう、砂糖、食塩、甘味料などが添加されていないものを選ぶとよいでしょう。

また、果物の割合が多くなると、その分糖分が増え・カロリーオーバーになりがちです。

メタボ予防やダイエットを意識するのであれば、野菜100%のジュースを選択することをおすすめします。

健康と美容の秘訣は、いろいろな食材をバランスよく食べることです。

普段の食事から、できるだけ野菜を摂取することを心がけ、野菜ジュースはあくまでも補助食品として考えましょう。



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