夜食は厳禁だけど…「夜食べないと痩せる」は本当なの?

「夜食べないとやせる」は本当か?海外医学誌で研究報告

肥満は世界的な健康問題で、多くのダイエット(減量)法が考案されています。

その中には科学的に立証されているものもあり、そうでないものもあります。

カロリー制限が有効だが…

現在、最もその有効性が確認されているのは、体に負担をかけない程度のカロリー制限をして、無理なくやせるという方法です。

制限の目安は男性で1500キロカロリー、女性で1200キロカロリーくらいのことが多いようです。

ただ、このダイエットの効果は「1年続けても体重の5%減るかどうか」というくらいで、肥満の改善には十分なものとは言えません。

時間制限ダイエットが注目されている

そこで、低カロリーのダイエットに加えて、朝から夕方の早い時間までに食事の時間を制限する「時間制限ダイエット」の効果が注目されています。

夜食べてすぐ寝てしまうと、同じカロリーでも脂肪になりやすいというのは、普通にそうかな、と思えるところです。

しかし、科学的にはどうなのでしょうか。

夜食べない…は必ずしも正しくない

今年のニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシンという一流の医学誌に、中国で行われた臨床試験結果が報告されています。

通常の低カロリーダイエットに加えて、食事の時間を朝8時から午後4時までに制限する場合と、制限しない場合とで1年間ダイエットを継続したところ、当初予想されたようなダイエット効果の違いは認められませんでした。

夜食べないだけでは、肥満の改善には十分ではないようです。

ネットの声

「色々やってみたけど、食べる時間とか回数とかはあんまり関係ない気がする(個人の感想)。
ダイエットという意味で効果があったのはやっぱりカロリー計算と糖質制限。
後は身体が快適と感じるかどうかの好みの問題だと思う。」

「絶食時間を増やすと、ネズミは痩せて、長寿遺伝子がオンになった!というのが始まりだったのですが、現時点の栄養関連のエビデンスより判明してるのは「時間や内容はどーでもいいけど、食べなきゃ痩せるよ」という至極つまらない事実。」

「しかし夜遅くに食べる、炭水化物メインの夕飯、夕飯代わりに甘いもの、夕食後のおやつ、夜に甘い飲み物、などは確実に太る、、」



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