世界一のYouTuberが日本移住…どんな影響があるの?

海外の人気ゲーム系YouTuber「ビューディーパイ」が、2022年5月10日公開の動画「It finally happened!」で、日本に移住したことを明かしました。

本動画で、VISAを取得してから来日するまでの様子を公開。

彼は犬を飼っており、呼吸が難しいという問題から貨物の中に入れるのは危険だと判断し、プライベートジェットで来日したのです。

チャンネル登録者数は1.11億人

ビューディーパイはスウェーデン出身のゲーム実況系YouTuberで、イギリス在住でした。

ビューディーパイのチャンネル登録者数は1.11億人にもおよび、世界でもっともチャンネル登録者数の多いYouTuberとして知られています。

現在、チャンネル登録者数1億人を超える個人のYouTuberは、彼しかいません。

彼はかつてホラーゲームを中心にゲームの実況動画を投稿していたのですが、現在はニュースを取り上げたり料理したりと、幅広いジャンルで動画を投稿しています。

また、度々過激な発言で国や企業とトラブルを起こすのもビューディーパイの特徴で、それも彼の魅力の1つと言えます。

ヒカキンとのコラボも?

彼は以前から、動画内で日本が好きだと語っていました。

2022年5月15日公開の「whats next?」という動画で、今回の移住の理由について「日本を楽しみたい」「さまざまな経験をしたかった」と語っており、仕事や勉強のためではなく、自身の夢を叶えるために日本へ来たと伝えています。

元々日本への移住計画は進めており、2019年には「日本で家を購入した」と報告していました。

今後、日本人として期待したいのは、国内YouTuberとのコラボでしょう。

特に、国内トップYouTuberの「ヒカキン」や「はじめしゃちょー」とのコラボ動画は、視聴者としても非常に期待したいところ。

世界一のYouTuberが日本に移住したことで、国内でもビューディーパイに接触する動きは進むと見られています。

ただし現時点で、彼は日本のYouTubeについて触れておらず、今後国内YouTuberとのコラボが実現するかどうかは今のところわかりません。

また、もっとも登録者数の多いYouTuberが日本に移住したことで、今後世界から国内のYouTubeに注目が集まっていくと推測できます。

そこで問題になるのは、言語ではないでしょうか。海外では基本、動画は英語で作られているため、国を越えて横断的にYouTubeを楽しんでいる視聴者も少なくありません。

一方国内では、トップクラスのYouTuberでさえ、英語に対応しているチャンネルは非常に少ないのです。

さまざまなYouTuberが活躍する日本のYouTubeシーンですが、国内だけをターゲットにすると登録者数はどうしても頭打ちしてしまいます。

実際にノンバーバルな動画を制作し、TikTokやYouTube上で大きな存在感を放つ「じゅんや/junya」は、海外で大人気で登録者数はヒカキンを遥かに超える1560万人を誇っています。

今回のビューディーパイの来日をチャンスと捉え、世界中の視聴者を意識した動画が増えていくことも期待したいところです。

ネットの声

「世界一のYouTuberが日本に来たという事はすごく話題になり、とりあえず登録しておこうとする日本人も多いので彼の登録者はまた増えます。
彼の動画は全て英語なのでだいたいの日本人は理解できませんが、英語の勉強のいい機会だと感じます。
海外の方が日本を愛してくれている事も彼の念願の日本移住が出来たことも凄く嬉しい事です。
彼は最近VRのゲーム実況をやっていますが、日本ではまだVR、メタバースという言葉はニュースで出るだけでピンと来る人も少ないでしょう。
彼にはVRを日本に伝えて欲しいです。
そして、日本人が英語を勉強するきっかけにもなって欲しいです!」

「この方、昔から日本のウィスキーとか、ゲームとか発信し続けてくれてました。例の富士の樹海でやらかした外国人ユーチューバーに対しても批判してくれてた。
コロナ前は奥様と何度も来て発信してくれてたし。
日本で確かコレクションとか盗難にあったことも。
それでも日本に来たという事は凄いな、と思ってます。
海外の日本人は日本の事をネガティブに発信する人も多いけど、こんな閉鎖的なムードの時、日本を発信してくれるのはありがたいとしか言えません。」

「言語と地震に不安がないなら富裕層にとって日本は理想的かもしれない。大金を積んでも日本以上の治安と便利な社会は得にくい。北海道や白馬に冬場に長期滞在する外国人やオリンピック(正確にはその前のラグビーW杯)の前に中古住宅を大量に購入していた外国人達は日本人は世界の富裕層に向けての商売が下手すぎると失笑していた。格差の少ない日本だと桁違いの富豪の好みが想像もつかないから仕方がないのだけれど。日本に移住と言ったって、ずっと日本にいるわけでなく年中世界を飛び回る富裕層達にしっかり日本にお金を落としてもらうシステムを作ったって大金持ちは喧嘩しない。タダや格安で提供するのがおもてなしではないのだから大金を払いたい人には気持ち良く払ってもらおう。」

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