株主優待券…不祥事続きの吉野家がさらにやらかしてた!

不祥事続きの吉野家、さらに客を怒らせる事態に…株主優待券が3000円から2000円の鬼改悪

《吉野家優待届いてビックリ そうや、改悪してたの忘れてたわ》

株主優待券が改悪されていた

吉野家ホールディングス(HD)が、採用説明会での「外国籍お断り」報道で揺れるなか、今度は「株主」を悲しませる事態が進行していました。

《株主優待改悪となった吉野家ホールディングスからいただきました…改悪…残念です》
《改悪された株主優待を受け取った奥さんが崩れ落ちる》

5月6日以降、SNSには連日のように株主優待の「改悪」を嘆く声が投稿されています。

「5月上旬は、ちょうど2月末時点の保有株主に優待券を発送する時期です。昨年10月に吉野家HDは株主優待の変更を発表しており、それが初めて適用されたのが、今回、郵送されてきた株主優待券です。

吉野家は、2022年3月、『オリジナル名入り丼キャンペーン』での顧客対応で批判され、4月には常務取締役が自社のマーケティングを『生娘をシャブ漬け戦略』と称したことが問題視されました。

そして、5月に入って、採用説明会に予約した大学生に対して、勝手に外国籍と判断し、参加を拒否していたことを謝罪したばかり。なんともタイミングが悪いですよね」(経済担当記者)

利回りが悪くなった

これまで吉野家HDの株主優待は、保有株数に応じて「300円サービス券」を年2回、贈呈するというものでした。

「サービス券の額面が、従来の『300円』から『500円』に変更されると同時に、配布枚数が10枚×年2回=20枚から、4枚×年2回=8枚に変更されました(100株の場合)。

つまり、サービス券の総額が、年6000円から年4000円に減額となるため、『株主優待の鬼改悪』と話題になったのです」(同前)

優待利回りを5月9日の株価2386円で計算しても、年6000円なら2.51%あるが、年4000円だと1.68%。利回りが悪くなったのは一目瞭然だ。

おつりの出ない500円券は使いにくい

SNS上には、《500円券使いにくそうだし。ちょっと残念》という声も。

吉野家の牛丼の並の価格は税込み426円。

株主優待券のみで支払う場合、おつりは出ないので、なんとも使いにくくなるのです。

株主優待の「改悪」について話を聞くため、吉野家HDに連絡しましたが、「弊社の営業時間は平日午前10時から午後3時までとなっております。おそれいりますが、営業時間内におかけ直しいただけますよう……」との録音音声が。

せめて17時まで対応する姿勢が必要なのでは?

ネットの声

「長引くコロナの影響で多くの外食チェーンの株主優待は減額されているので、これを最近の不祥事と絡めて話すのは悪意でしかないと思う。
吉野家を狙い撃ちで記事にするのはマスメディアとして、記者として経済音痴なんですか?と言いたくなる。
吉野家はまだいいほうで、単元100株の優待額は下がったものの200株での優待が新設されたので、しっかりと救済処置がとられている。それすら記事にしないのはあまりに調べが足りない。

しかも外食チェーンに限らず、優待制度は見直される方向にあり、優待を廃止して配当に注力する企業、優待目当ての単元買いと大口株主の不平等を防止するために単元株の優待を悪くする流れ、優待目当ての配当落日だけの買いを防ぐため、優待を長期保有者のみに絞る流れなどもあるので、そういった業界の動きを紹介せずに吉野家だけ取り上げるのはやはり悪意しかないと思う。」

「株主優待の優良児と言われた吉野家も、改悪に向かってますね。気軽に外食できない時代から吉野家は存在して居ましたが、競合飲食店も雨後の筍のように乱立し、また原料調達価格の高騰や、円安、値上げなど環境が著しく変化してるのも理解は出来ます。
吉野家を食べる人は一般の人なのだけど、小口の株主は相手にしなくても良いと言う表れなのだと感じてきています。
ガバナンスも効かず、カレー、唐揚げ、何でもあり、チャンプル定食屋になってしまったのでは、こだわりが見えず埋没する危険性もあります。会社の体質がだらし無くなってる点は改めてほしいと思います。」

「私は最近の吉野家の関係者の発言や、人種差別的な採用における事象を非難するものだが、同時に株主優待に関しては吉野家に限らず減らす方向になっており(そもそも違法性がある)、さらに言えば、当然のことながら株主優待の逓減について当然プレスリリースがあったわけで、そこは上記の問題とは別に議論すべきと思う。

こういう時の坊主憎けりゃ袈裟まで憎い的な物の書き方がFLASHのようなメディアの卑しさを顕していて、非難する相手以上に自分自身を貶めているように見える。」

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