Googleアドセンスの代わりになるクリック報酬型広告おすすめ4選

Googleアドセンスは利益を得やすいクリック報酬型広告ですが、サイトの内容によっては審査に通過できないことがあります。

また利用規約が厳しく、広告配信が止まったりアカウントが停止になったりといったトラブルに見舞われることも珍しくありません。

Googleアドセンスに代わる別のクリック報酬型広告の選択肢を持っておくことは、Googleアドセンスが万が一使えなかった場合への備えになります。

今回は、Googleアドセンスの代わりになるクリック報酬型広告を紹介します。

クリック報酬型の広告を選ぶ際のポイント

クリック報酬型広告といえば、最初に選択肢に上がるのはGoogleアドセンスでしょう。

Googleアドセンスはクリック報酬型広告の中ではもっとも優れたサービスで、条件面においてこれを上回る事業者はないため、通常は他の選択肢が浮上することはほとんどありません。

しかし、何らかの理由でGoogleアドセンスが使えなくなったり、広告を掲載できないページがあったりした場合は、他のクリック報酬型サービスで代替するしかありません。

では、Googleアドセンス以外のクリック報酬型サービスを選ぶ際には、どういった点に着目すべきなのでしょうか。

ここではクリック成果型の広告サービスを選ぶ際の3つのチェックポイントを紹介します。

クリック単価

クリック単価は、広告をクリックした際に得られる1回あたりの収益のことです。

クリック成果型広告の場合、クリック単価は得られる利益を直接的に左右するので、もっとも重要な数字となります。

もちろん、少しでも高いサービスを選ぶに越したことはありませんが、クリック報酬型広告の多くは広告が自動で最適化されるネットワーク広告なので、クリック単価は一定ではなく、実際に広告を運用していく中で、収益の規模を見極めていく必要があります。

参考までに、Googleアドセンスのクリック単価の平均は20円〜30円程度で、それ以外のクリック報酬型広告ではこれよりも低くなるのが一般的です。

Googleアドセンス以外のクリック報酬型広告のクリック単価は、Googleアドセンスの20〜50%ほどになるとも言われています。

こうした点からも、クリック報酬型広告の中ではGoogleアドセンスがもっとも収益性に優れているといえます。

審査の有無

クリック報酬型の広告では、登録時にサイトの審査が行われることがあります。

クリック報酬型の広告で審査がもっとも厳しいのはGoogleアドセンスで、かなりしっかりと作り込んだサイトを提出する必要がありますが、それ以外のサービスでは、審査の基準はそこまで厳しくはありません。

クリック報酬型広告を選ぶ際には、審査の有無や難易度についても確認しておきましょう。

掲載される広告の質

クリック報酬型広告は、ページやユーザーによって広告が自動で最適化されるネットワーク広告が多くなっています。

サイト側からはどんな広告が表示されるかを指定できないため、出現する広告の質についても注意する必要があります。

特に、広告サービスによってはアダルト系の広告が表示されることもあるため、自分の媒体に合ったものかを確認しておきましょう。

おすすめのクリック報酬型の広告サービス4選

クリック報酬型の広告サービスは種類が豊富とは言えませんが、Googleアドセンスの代替になりうるいくつかの有力な候補はあります。

ここではクリック報酬型の定番サービス4つを紹介しましょう。

忍者AdMax(アドマックス)

パソコンとスマートフォンの両方のサイトに対応したクリック報酬型広告です。

最大の特徴はサービス登録時のサイト審査がないことで、どんなサイトでも無条件で広告を掲載できます。

30社以上の広告会社と提携しており、提携企業の広告の中から最も広告単価が高い広告を自動的に表示する仕組みを採用しているため、他の代替広告サービスと比較するとクリック単価はやや高めの傾向があります。

Googleアドセンスと同様に、デバイスに合わせて広告が自動表示されます。

楽天アフィリエイトやAmazonアソシエイト、さらにGoogleアドセンスとの併用も可能なので、アドセンスの審査待ち期間中にも収益化を進めることができます。

表示される広告にはグレーなものが含まれることもあり、クリック単価も低くなりがちな面もありますが、ウェブ広告を掲載しにくい内容のサイトにとっては貴重な選択肢になるでしょう。

i-mobile Ad Network(アイモバイル)

株式会社アイモバイルが運営する国内最大級のアドネットワークです。

PC・スマートフォンの両方に対応しており、WebサイトとスマホアプリいずれにもSDKを導入することができます。

2020年には動画広告配信プラットフォーム「maio」とアドネットワーク「i-mobile Ad Network」を統合し、現在は動画リワード広告・動画インタースティシャル広告・プレイアブル広告なども含む多彩な広告フォーマットに対応しています。

特にスマートフォン領域では、日系アドネットワークの中で国内iOSアプリへの広告SDK導入率でトップシェアを誇っており、SNS・ゲーム・マンガ・動画配信アプリなど幅広いジャンルのユーザーへのリーチが可能です。

Googleの認定パートナーにも選ばれており、サービスの信頼性は高く、条件が合えばGoogleアドセンスに匹敵するクリック単価になることもあります。

通販や美容系を得意としているほか、一部アダルト系の広告も扱っています。

サイト審査は必要ですが、審査基準はGoogleアドセンスほど厳しくなく、アドセンスの審査に通らなかったブログでも導入できるケースが多いとされています。

Zucks(ザックス)

スマートフォンに特化したクリック課金型のアドネットワークです。

日本最大級のアドネットワークとして案件数が豊富で、スマホ向けの広告を設置したい方に特におすすめです。

パソコンからのアクセスでは広告が表示されませんが、スマホユーザーへの訴求力は高く、条件が良ければ高いクリック単価を期待できます。

美容・ダイエット系の広告が充実しており、美容や健康ジャンルのブログとの相性が良いとされています。

審査はありますが、ブログ初期の段階でも審査に通過できるケースがあります。

なお、2023年ごろより株式会社CARTA MARKETING FIRMとの統合が進み、サービス体制が変化しています。

導入前にテスト運用を行い、自分のサイトでの収益性を確認してから本格利用を判断することをおすすめします。

adstir(アドステア)

ユナイテッドマーケティングテクノロジーズ株式会社が運営するSSP(サプライサイドプラットフォーム)です。

2011年のサービス開始以降、スマートフォン向けSSPの先駆けとして国内最大規模の広告プラットフォームに成長しており、SeeSaaブログなどの大手メディアも導入している信頼性の高いサービスです。

クリック報酬型とインプレッション報酬型の両方に対応しており、PC・スマートフォン・タブレット・アプリとマルチデバイスでの広告配信が可能です。

バナー広告・ネイティブアド・動画広告・インタースティシャル広告・ワイプ広告・レコメンドウィジェットなど、広告フォーマットが豊富な点も大きな特徴です。

特にワイプ広告とインタースティシャル広告は収益性が高い傾向にあり、月間約10万PVのサイトでインタースティシャル広告とワイプ広告を合算すると1万7,000円超の収益が出たケースも報告されています。

クリック型の単価は平均1〜3円と低めですが、管理画面から広告のカテゴリ別に配信可否を設定できるため、自分のサイトに合った広告だけを表示させることでクリック率を高めやすい点が優れています。

また、国内外の複数のDSPとリアルタイム入札(RTB)で接続しており、プライベートマーケットプレイスを通じた高単価案件の配信も期待できます。

ads.txtへの対応や無効トラフィック(IVT)検知機能など、広告流通の透明性・不正対策にも積極的に取り組んでいます。

審査基準はGoogleアドセンスより緩やかで、アドセンスが通らなかったサイトでも利用できる可能性があります。

なお、最低支払い金額は5,000円と他の広告サービスに比べてやや高めに設定されているため、収益が蓄積されるまでに時間がかかる点は念頭に置いておきましょう。

Googleアドセンスとの併用も可能で、アドセンスを補完するサブ広告として非常に優秀なサービスといえます。

【2026年3月 重要】nendはサービス終了済みにご注意

かつてGoogleアドセンスの代替として多くのブロガーに利用されていた「nend(ネンド)」は、2024年3月29日をもってサービスを終了しています。

nendはA8.netを運営する株式会社ファンコミュニケーションズが提供していたスマートフォン向けアドネットワークで、2010年のサービス開始から約13年半にわたって運営されてきましたが、市場やテクノロジーの変化への対応が難しいと判断され、終了が決定されました。

現在はすべての広告配信が停止されており、新規登録・利用はできません。

nendを利用していた方、または他サイトの情報でnendを候補に挙げている記事を見かけた方は、上記のサービス終了を必ずご確認ください。

ASPのクリック報酬型の広告2選

クリック報酬型広告は、前章で紹介したようなクリック報酬型を専門に扱うサービスのほかに、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)が提供しているものもあります。

ASPのクリック報酬型は、広告が自動的に選択されるネットワーク広告ではなく、特定の商材のみの広告で、成果報酬型と融合した形態となっています。

ここではクリック報酬型広告を提供しているASPを紹介しましょう。

A8.net

国内のASPの最大手・A8.netはクリック報酬型の広告を提供しています。

A8.net内の「クリック報酬ランキング」では、クリック報酬型広告のラインナップと詳細を確認可能です。

その多くはクリック報酬型と成果報酬型広告の組み合わせになっていて、広告クリックにつき1円程度の報酬が発生し、そこからサービスや商品の購入があると成果報酬を得られる方式です。

バリューコマース

ASPの老舗のひとつ、バリューコマースもクリック報酬型の広告に対応しています。

バリューコマースでは通常の成果報酬型広告の一覧の中にクリック報酬型広告が混在しています。

管理画面の「プログラム検索」を開き、「報酬条件」の「クリック報酬(CPC)」を有効にして検索すると、クリック報酬型の広告プログラムが表示されます。

バリューコマースもA8.netと同様にクリック報酬型広告も成果報酬型との組み合わせで、クリックした時点でクリック報酬が発生し、そこから購入があると成果報酬が得られる仕組みです。

Googleアドセンスが使えなくなる主な原因とは?

Googleアドセンスは利用条件が厳しいこともあって、常に確実に使えるわけではありません。

Googleアドセンスが使えない環境の場合は、ここまで紹介してきたクリック報酬型サービスへの乗り換えを検討しなければなりません。

ここからはGoogleアドセンスが利用できなくなる状況について解説します。

Googleアドセンスを利用できないケースは?

Googleアドセンスは具体的に以下のようなケースでサービスの利用に制限がかかります。

サイト審査に通過できない

Googleアドセンスは初回登録時にサイトの審査があり、合格しないと広告を掲載できません。

この審査の基準はかなり厳しく、複数回の挑戦でも通過できないサイトも少なくありません。

どうしてもサイト審査に合格できない場合は、上で紹介したクリック報酬型広告を利用しましょう。

ポリシー違反の内容がある

Googleアドセンスでは利用上のルールを定めたプログラムポリシーに違反した内容のページでは広告を掲載できません。

プログラムポリシーの規制は広告の掲載方法から広告を掲載するページのコンテンツ内容まで様々ですが、特に注意が必要なのが「Googleパブリッシャー向け制限コンテンツ」です。

ここでは性的・暴力的、違法性の高いコンテンツが規制されていて、この制限に該当するページではGoogleアドセンスの広告は表示されなくなります。

制限コンテンツに該当しそうなページにクリック報酬型広告を掲載したい場合は、Googleアドセンス以外のサービスを利用する必要があります。

アカウントを無効化された

Googleアドセンスでは上述のプログラムポリシーの違反が繰り返されると、より重いペナルティとしてアカウントそのものが無効化されます。

このアカウントの無効化が行われると、広告が停止になるだけでなく、新規登録も不可能になるため、そのユーザーは二度とGoogleアドセンスを利用できなくなります。

万一、Googleアドセンスのアカウントが無効化されたら、以降はGoogleアドセンスは永久に使えなくなるため、別のクリック報酬型サービスを利用するほかありません。

Googleアドセンスが使えないときは代替サービスの出番

今回は、Googleアドセンス以外のクリック報酬型サービスと、その選び方について解説しました。

クリック報酬型の広告の中では、Googleアドセンスはクリック単価の高さと広告の質において、圧倒的な優位性があるため、通常、他のサービスが選択肢に上がることはほとんどありません。

しかし、Googleアドセンスの規約に抵触する可能性のあるウェブページや、ペナルティにより運用できない状況を想定して、他のクリック報酬型広告もチェックしておくと、いざという場面で収益を途絶させずに済みます。

特に、Googleアドセンスはアカウントが無効化されると、永久にサービスを利用できなくなるため、プログラムポリシーにひっかかる恐れのあるウェブページでは、あらかじめ代替のクリック成果型広告に置き換える安全策を取ることをおすすめします。

また、2026年3月現在、かつて代表的な代替広告として紹介されていた「nend」は2024年3月29日にサービス終了しています。

代替広告を選ぶ際は、忍者AdMax・i-mobile Ad Network・Zucks・adstirを中心に、最新のサービス状況を確認しながら検討されることをおすすめします。

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