
貿易商社に勤める大山田は、ある日、見知らぬ中国人から電話を受ける。
折よく数日後に中国への出張が決まり、現地で会った周兄弟から聞かされたのは自分たちが発掘した「金塊」を日本人に売るために大山田に手助けをしてほしいとの驚くべき依頼だった。
金塊を中国から持ち出せないことは分かりつつ、この話をきっかけに、大山田をはじめ、様々な人々を巻き込んで広大な中国の地で「金塊探し」が始まるのだが……。
或る者は大金を得て豪華な暮らしを夢見、或る者は貴重な宝物の所有を望む……そうして彼らは「金塊」の魔力に魅入られ翻弄されていく。
しかし、大山田は、人間にとって何が本当の幸せなのかを自問していく。
筆者の中国における豊富なビジネス体験や「金塊」を目撃した事実を巧みに織り込んだノンフィクション・ノベル。
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