
「最初に『何かすごい』と思い、それがずーーーーーっと止まらず、一冊全部がそうだった。」
――斎藤真理子(翻訳家)
デビュー作『優しい地獄』で読書界に衝撃を与えた、ルーマニア出身の文化人類学者イリナ・グリゴレ、最新作。
娘たちと過ごす青森の日々。ふとよみがえる故郷ルーマニアの記憶。そして、語られてこなかった女たちの物語――。
「彼女の人生をスクリーンのようなものでイメージとして見せられたら、彼女の語らなかったことが見えて、あの夜ニュースを見た人たちも彼女を理解できたかもしれない」(本書より)
虚実を超えて、新たな地平を切り開く渾身のエッセイ。
今までに書かれたどんな日本語よりも、鮮烈なことばをあなたに。
【目次】
・コロナくんと星の埃
・鬼は来ない日も来る
・蛍が光る場所
・逃げたパン
・天王星でルビーの雨が降っている
・団地ラボラトリー
・ダンゴムシに似ている
・ナメクジの世界
・野良犬
・ドリームタイム
・綿飴、いちご飴とお化け屋敷
・きのこ雲
・狼が死んでいた
・死んでも生きる
・葡萄の味
・結婚式と葬式の間
・ゴダールが死んだ年に
・みえないもの
・何も意味しないとき、静かに朝を待つ
・何も意味しないとき、燃えている森の中を裸足で歩いて、静かに朝を待つ
・卵を食べる女
・蜘蛛を頭に乗せる日
・初恋と結婚した女
・Ghosted
・果実の身代わり
・あとがき
#イリナ・グリゴレ さんのエッセイ第2弾『みえないもの』の書影が公開され、前作との装丁リンクに見た途端嬉しさ高まる。本棚に1冊目の『優しい地獄』と面陳で並べたいよね??発売は4月14日。#欲しい本 https://t.co/1PCkjlAx6u pic.twitter.com/7o6KnpK1UZ
— 書架の海月 (@shokanokurage) March 22, 2025
【著者略歴】
イリナ・グリゴレ
文化人類学者。1984年ルーマニア生まれ。2006年に日本に留学し、一時帰国後、2009年に国費留学生として来日。弘前大学大学院修士課程修了後、2013年に東京大学大学院博士課程入学。青森県内を主なフィールドに、獅子舞や女性の信仰を研究する。2023年にはバヌアツで女性を対象としたフィールドワークを始めている。キーワードはイメージ、自然観、死生観、有用植物、霊魂。著書に『優しい地獄』(亜紀書房、2022年)。
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