谷から来た女 桜木紫乃 (著) 文藝春秋 (2024/6/10) 1,870円

アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。

彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。

自分の気持ちに、傷ついてしまう――。

そして、彼女は去ってゆく。忘れられない言葉を残して。

桜木紫乃の真骨頂、静かに刺してくる大人の物語。

(収録作)
「谷から来た女」…2021年。大学教授の滝沢は、テレビ局の番組審議会でミワと出会う。大人の恋愛を楽しむ二人だったが…。

「ひとり、そしてひとり」…2004年。アクセサリーショップとセクシーパブで働く千紗は、夜のすすきのでデザイン学校の同期・ミワと再会する。

「誘う花」…1999年。教育通信の記者・譲司は、取材で出会ったミワの弟・トクシがいじめられていることに気づく。

「無事に、行きなさい」…2015年。レストランシェフの倫彦は、ミワとの将来を信じながらも、どこか遠さを感じている。

「谷へゆく女」…1982年。母を亡くした中川時江は、高校卒業と同時に、文通相手の赤城礼良を頼って北海道へ向かう。

「谷で生まれた女」…2023年。北海道テレビプロデューサーの久志木は、ミワのドキュメンタリーを撮影するが…。


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