
一九九六年、横浜市内で塾経営者が殺害された。
事件発生から二年、被疑者である元教え子の足取りは今もつかめていない――。
殺人犯を匿う女、窓際に追いやられながら捜査を続ける刑事、そして、父親から虐待を受けている少年。
それぞれの守りたいものが絡み合い、事態は思いもよらぬ展開を迎える。
日本推理作家協会賞受賞作。
(解説)山田詠美
『汚れた手をそこで拭かない』
人間っておそろしや、でももう一回読みたい。すごい作家を探し当てた。芦沢央を続けて読む。
「夜の道標」
これがまたすごい。5作品に分けてもいいのでは?と思うほど濃い。2025年は芦沢央を片っ端から読みあさろう
— こ た つ (@okotanuku2) April 3, 2025
著者について
芦沢央
一九八四年、東京都生まれ。二〇一二年『罪の余白』で第三回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。同作が一五年に映画化。一八年『火のないところに煙は』が静岡書店大賞、二二年『神の悪手』で将棋ペンクラブ大賞優秀賞(文芸部門)、二三年『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。著書に『汚れた手をそこで拭かない』『魂婚心中』などがある。
「今話題の旧優生保護法の下で起こった事件を主題にしているので、社会派のミステリーとしてとても良かったと思います。結末はホッとするとともに感動しました。」
「一気に読んでまうくらい引き込まれました。登場人物達の心理描写が素晴らしかった。」
「最後までどう繋がるのかわからず、読み飽きない。」
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