
これから、「死ぬより怖い話」をあなたにします――。
都市ボーイズの岸本誠氏も戦慄激推し!
「え、いや、あの…死という逃げ場すら与えないのはエゲつなさすぎません?」
生存本能がアラートを発したギリギリ怪談。
一度聞いたら、誰かに話さずにはいられない怪異体験46。
死ぬほど怖かったとはよく言うが、生物が本能的に恐れる「死」よりも怖いものがこの世にはある。
元旦にポストに投函されていた老女の顔を写したコピー用紙。
大家に相談に行くと顔色が変わり…「死に顔」。
家主が孤独死した家の遺品整理に訪れた男。
二階の開かずの間に檻があり、中に入ると…「檻の中には」。
終電の車内で聞こえる鈴の音。
目の前に転がってきた紅色の鈴を見た瞬間、勝手に手がのびて…「鈴の音を奏でる女」。
過去三度飛び降り自殺を試みた女性。
地面にぶつかる瞬間見えた光景と死ねない理由…「仏の顔も三度まで」。
拝み屋が赤子の名付けを行う変わった方法。
どの名前も選ばれなかった時の意味は…「命名」。
喉ぼとけの中心に長い金色の毛が一本生える一族。
一家の繁栄はこの毛によるものだというが…「幹夫の宝毛」。
廃屋の台所の換気扇から聞こえてくる女の声。
その声にとり憑かれてしまった女性は…「崩れゆくブロック塀と人格」。
ある団地に住む夫婦が退去すると、その後、必ず夫が死ぬという曰くつきの話の真相は…「脱出不可能」。
他、著者渾身の取材46話!
夕暮怪雨(ゆうぐれ・かいう)
1981年12月5日生まれ、沖縄県出身、神奈川県在住。サウナと猫を愛す、怪談作家。元書店員。怪談師のおてもと真悟と怪談ユニット・テラーサマナーズ結成。作家業だけでなく、トークイベントやYouTube「テラサマチャンネル」、ポッドキャスト「誰も知らない怖い話」にて活動中。2024年『夕暮怪談』にて単著デビュー。その他共著作品に『呪録 怪の産声』『予言怪談』など。
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