![あじろ 赤松利市 (著) 双葉社 (2024/5/22) 2,145円](https://abundant.jp/mystyle/wp-content/uploads/2024/05/hinagata-コピー-3-14.png)
新橋の立ち呑み居酒屋「あじろ」の常連でマドンナだった真由美が、突然失踪してまう。
心配した常連客と店主が彼女を捜し始めると、その美貌と笑顔からは計り知れない邪悪な一面が見えてくる。
偽りの職業、パパ活斡旋、恐喝……常連の和歌子は彼女の本性を知って逡巡するのだが、真由美は殺されていたことがわかり、あじろに不穏な空気が漂いだした。
犯人は常連客の誰かなのか。平和で楽しいはずの酒場の人間関係に何があったのか。
大藪春彦賞作家の鬼才が描く、人情と愛情の居酒屋サスペンス!
5月22日発売、#赤松利市 さん著の「#あじろ」(双葉社)を読み始めた。真相究明に迫る、週刊誌ライターの和歌子さんと友だちのライターがかぶって、彼女の顔しか浮かばなくなり(笑)。「その正体は悪女だった」という、殺される清廉な美女の方じゃなくてよかった。 pic.twitter.com/vsIk2Wcz7T
— 小林れい子(クドウレイコ)/文京区議会議員 (@ReikoKoba) May 24, 2024
著者について
1956年香川県生まれ。2018年「藻屑蟹」で第1回大藪春彦新人賞を受賞しデビュー。
20年『犬』で第22回大藪春彦賞を受賞。他の著書に『鯖』『らんちう』『ボダ子』『純子』『白蟻女』『隅田川心中』『救い難き人』、自らの来し方を綴ったエッセイ『下級国民A』などがある。
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