アイドル力 今木清志 (著) みらいパブリッシング (2023/2/10) 1,650円

福岡発!西短MP学科が日本を楽しくする

地元アイドルは地方創生のカギ?!

エンタメ発信都市・福岡のルーツとは

アイドルになりたい!

でも東京じゃないと難しい?

そんなことはありません。

地方都市こそ、アイドルが活躍する新しい場があるのです。

東京のテレビプロデューサーだった著者は、死の間際に立ったことをきっかけに、それまで積み上げたテレビプロデューサーとしての能力や経験を若い人に受け継ぐという道を選びました。

そして福岡の大学教授となってアイドルを育て始めました。

アイドルを、地方都市でどう育てるのか。

本書では、なぜ福岡が芸能人産出県といわれるのか、その謎を紐解きながら、地方都市におけるアイドルの生み出し方や役割を解説します。

さらに著者がテレビの現場を共にしたプロの人々からの学びや経験をもとに、どのようにアイドルをプロデュースしていくのか、その過程を描きます。

また本書では、エンターテイメントの世界で活躍する人々が、地方でエンタメ発信する魅力を語っています。

どの土地にもそれぞれの魅力があり、その特性を生かしたプロデュースができるはずです。

そしてそれをサポートする人も必ずいるのです。

短大という組織だからこそできる地方貢献、学びの場だからこそ育つ素直な笑顔の学生アイドル。

やがて、アイドルを育てる授業は人を幸せにする事業になりました。

笑顔が広がる地域社会の未来を描く、感動の1冊です。

目次
はじめに
元テレビプロデューサー、福岡で教授になる
第1章 アイドル力のつくり方 地方大学でアイドルを育てる!西日本短期大学メディア・プロモーション学科
第2章 地方最強!エンタメ都市・福岡につづけ
第3章 テレビマン考察!祭りの聖地が育んだ美意識ともてなしのパワー
第4章 アイドルを支える人たち 東京から1000kmの地でエンタメ発信する、ゆるぎない熱量
おわりに
元テレビプロデューサー、福岡で教授になって学生たちに「ケーキ」を渡す?

著者の今木さんは、死を目の当たりにした経験から、自分の経験を若い人に伝えていきたいという想い、それだけで東京から福岡に行きました。

強く印象に残っているのは、「自分の命をケーキのように切り分けて、ハイと渡している」そんな想いで学生たちと向き合っているというお話です。

それぞれの世代が自分のできることをして、社会貢献を果たしていく。

さまざまな困難が世の中に立ちはだかっても、この純粋な想いで進み続けることの大切さを、改めて実感させてくれる書籍です。

「東京の有名な人気ドラマ「はぐれ刑事純情派」などのプロデューサーとして長年、感動を生み出す側だった今木さんは大病に倒れ死の淵に立たされた時に残された人生をどう生きたいのかに気付かされます。30年以上テレビ局で経験してきたこと、この命を繋げたい!その一心で縁もゆかりもなかった福岡で人生を再スタートされました。
この本は学生のアイドル達をプロデュースしながらご自分の命を昇華される実話が詰まった感動本です。
福岡に来てくださり、有り難う??これが私の感想です。「人を幸せにする力」がいかに育つかをご自身の豊富なご経験から具体的に記されています。今!手にとってください。
オススメです。」


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