死という最後の未来 石原慎太郎(著)、曽野綾子(著) 幻冬舎 (2022/2/9) 649円

キリストの信仰を生きる曽野綾子。

法華経を哲学とする石原慎太郎。

対極の死生観をもつふたりが「老い」や「死」について赤裸々に語る。

死に向き合うことで見える、人が生きる意味とは。

歳はひとつ違い、家も近所で、昔からの友人。

だが会う機会は多くはなかったという石原氏と曽野氏。

そんなふたりが「人は死んだらどうなるのか」「目に見えない何か、はある」「コロナは単なる惨禍か警告か」「悲しみは人生を深くしてくれる」等々、老いや死、人生について語り合う。

老境のふたりにとっての孤独や絶望、諦観や悲しみ、そして希望とは。

著者について
石原慎太郎/1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第1回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。ミリオンセラーとなった『弟』や2016年の年間ベストセラー総合第一位に輝いた『天才』、『老いてこそ生き甲斐』『法華経を生きる』『老いてこそ人生』『子供あっての親――息子たちと私――』『男の粋な生き方』『凶獣』『救急病院』など著書多数。

曽野綾子/1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。1979年ローマ教皇によりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)を始め、2012年代表を退任。


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