キリストの信仰を生きる曽野綾子。
法華経を哲学とする石原慎太郎。
対極の死生観をもつふたりが「老い」や「死」について赤裸々に語る。
死に向き合うことで見える、人が生きる意味とは。
歳はひとつ違い、家も近所で、昔からの友人。
だが会う機会は多くはなかったという石原氏と曽野氏。
そんなふたりが「人は死んだらどうなるのか」「目に見えない何か、はある」「コロナは単なる惨禍か警告か」「悲しみは人生を深くしてくれる」等々、老いや死、人生について語り合う。
老境のふたりにとっての孤独や絶望、諦観や悲しみ、そして希望とは。
今夜は涙を肴に飲みます。
青嵐会の時から応援し、セミナーでは最前列で唾気を浴びていた日を思い出す。
曽野綾子さんとの「死という最後の未来」を読んだ時、覚悟をされているんだと感じたのは私だけではないはず。石原慎太郎さんのご冥福をお祈りします。#石原慎太郎
— 佐藤健次 (@minato_no_tora) February 1, 2022
著者について
石原慎太郎/1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第1回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。ミリオンセラーとなった『弟』や2016年の年間ベストセラー総合第一位に輝いた『天才』、『老いてこそ生き甲斐』『法華経を生きる』『老いてこそ人生』『子供あっての親――息子たちと私――』『男の粋な生き方』『凶獣』『救急病院』など著書多数。
曽野綾子/1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。1979年ローマ教皇によりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)を始め、2012年代表を退任。
|