「私の生理ってきれいだったんだ」
『おばちゃんたちのいるところ』が世界中で大反響の松田青子が贈る、はりつめた毎日に魔法をかける最新短編集。
コロナ禍で子どもを連れて逃げた母親、つねに真っ赤なアイシャドウをつけて働く中年女性、いつまでも“身を固めない” 娘の隠れた才能……あなたを救う“非常口”はここ。
4月22日、文庫版『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』が刊行になります。小林エリカさんが「過去の未来の、遠くの近くのものたちと、この手を繋ぐ」というタイトルで、スタイルのある素敵な解説を書いてくださいました(泣きました)。装丁は大島依提亜さん、写真は石野郁和さんです?? pic.twitter.com/dVKjPBWzfA
— 松田青子/Aoko Matsuda (@matsudaoko) April 15, 2024
著者について
松田青子
一九七九年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。二〇一三年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補となり、一四年にTwitter 文学賞第一位。一九年、短篇「女が死ぬ」がシャーリイ・ジャクスン賞短篇部門の最終候補に。二一年、『おばちゃんたちのいるところ』がレイ・ブラッドベリ賞の候補となったのち、ファイアークラッカー賞、世界幻想文学大賞を受賞し、二三年、日伊ことばの架け橋賞を受賞。その他の著書に『英子の森』『持続可能な魂の利用』『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』、翻訳書にカレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』『オレンジ色の世界』、アメリア・グレイ『AM/PM』、ジャッキー・フレミング『問題だらけの女性たち』、エッセイ集に『ロマンティックあげない』『じゃじゃ馬にさせといて』『自分で名付ける』などがある。
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