還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 出口治明(著) 講談社現代新書2020/5/20

人生100年時代をパワフルに行動するための出口流初の人生指南!人生の楽しみは喜怒哀楽の総量で決まる!

立命館APU学長に就任した出口治明氏の今までの歴史書、読書論、ビジネス書とは一線を異にする本です。

50代から新しく事業を展開し、還暦後も豊かな交流関係、幅広い視点からの講演活動等、業界内外から篤い信頼を寄せられる氏の満を持した本書と言えるでしょう。

主題である「還暦後の人生を充実させる考え方」は、「飯・風呂・寝る」の会社人生から脱却することを提案。

「60歳は折り返し地点」に過ぎないと新しい生き方に一歩を踏み出す高齢者へのエールと言えます。

「還暦後」と謳ったのには、理由があり、定年制廃止を訴える氏の意思を強く反映させるためです。

還暦後(定年後)のみならず、現役のビジネスマン、学生にも役に立つ本です。

「迷ったらやる。迷ったら買う。迷ったら行く」

「行動しなければ、世界は一ミリたりとも変わりません。いくつになっても楽しい人生をおくりたかったら、いまの自分が一番若いのだから、いますぐ行動すべきなのです。」

守りに入る気持ちを超える。 まさに攻撃は最大の防御。
自分のため、次の世代のためにも勉強しようと思いました。


(クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

おすすめの記事